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私と卓球について、


パーキンソン病と卓球の関係
① 表題から、専門家?と思われるかもしれませんが、私は医療関係でも何でもない、パーキンソン病の当事者です。
 1995年に診断を受け、投薬治療を受けていました。当時適度な運動が症状改善につながると聞いてネットで調べる中で知人の紹介で、当時活動を始めて間もない理学療法士のPT小川順也氏主宰PDcafeに参加し運動が自分に合うことを感じ続けて参加していましたが、コロナウイルスの影響で活動が縮小し、それでも活動を継続したいと思っていた自分は、球技もパーキンソン病にとって身体活性を高め症状改善につながる可能性があることを県内の先輩の活動から感じ、地元で使っていた地域ケアプラザを会場にボッチャと卓球の自主トレ会を始めました。
 コロナ渦のなかで制約事項の多い活動でしたが、1時間から2時間気持ちの良い汗を流すことで、身体活性もあがり情報共有もできとても楽しい集まりになっています。(現在は会場を高座渋谷の卓球ができる、通所デイサービスを月に1回休日に、お借りして卓球だけをしています。)

② 主治医の受け売りですが、これからは、きょういく きょうよう ちょきん が大事だそうです。

きょういく 【今日行くところがある】
きょうよう 【今日やる用事がある】
ちょきん  【適度な運動で筋肉を増やしましょう】
病気や障害また高齢だからと言って、活動量を減らしたり、外出を控えないで、買い物でも散歩でもいいから自分の足を、自分の手を使って何かをしましょうというのが、主治医の説明でした。
また、人間の体には,沢山の血管があり中でも毛細血管と呼ばれる微細な血管は体の隅々に廻らさていますが、椅子に座っているだけでどんどん機能低下して壊死していくそうです。
その結果、筋肉量の低下、身体活性の低下を招くらしいです。
日本人は、若年のころから椅子に座る時間がとても長く、世界中で1位2位を競っているそうです。
 自宅で、自主トレもよいのですが、仲間だったり指導者、コーチがいて、いくらか負荷の高い運動を時々でもすることで、普段と違う動きや可動域の変化を体験して、自分自身の新たな可能性に気が付くこともとても良いことだと思っています。
 特に球技は究極の複合動作と言われ、眼でみて、脳で判断し、手や足に出力する神経の働き、実際に筋肉が反応して打ち返す、この一連の動作が滑らかにできるようになると、日常生活のなかでのちょっとした動作の改善にもつながる気がしています。

 内容的にパーキンソン病や卓球とかなりかけ離れましたが、社会全体が、
コロナウイルスの影響で外出自粛やスマホやオンラインでのバーチャルな空間での活動が主体になってきて、カラダを動かす機会がかなり減少してきました。
 しかし、人間の体は脳だけでなく、指先に始まって大腸,小腸、肺や心臓すべてが神経回路でつながりお互いに情報交換しながら機能しているとも言われています。このような時代だからこそ自分の体を使う活動を継続して、身体活性高める努力がとても大切ではないかと思っています。

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