全国各地で、コロナワクチンの誤接種が多発しています。命に関わる現場で、確認不足や勘違いがこれほどたくさん起きているなんて、今まであったでしょうか。
有効期限切れ誤接種(大阪市)
以下、毎日新聞からの引用です。
モデルナ社は「有効性に問題はない」と回答したとのことですが、安全性についてはどうなのでしょうか。
原因については、下記に書かれています。
納品時の記載もれと、当日に有効期限を確認しなかったこと、2つの「もれ」が誤接種につながっています。今年5~9月の間、ずっと気づかずに接種し続けていたなんて、一般企業だったらクレームがたくさん来て信頼を失うほどのことだと思うのですが、誤接種をされた方たちは怒らなかったのでしょうか。誤接種のその後に関しては、報道されないのでわかりませんが、とても気になります。
有効期間はどんどん延長されているので、関係者の期限に対する意識も薄れているのかもしれません。
期限切れの小児コロナワクチンを延べ100人に誤接種(鹿児島県)
小児用ワクチンでも、有効期限切れの誤接種がありました。以下、南日本新聞からの引用です。
管理配送委託先が確認していないのも問題ですが、配送された3市の接種共同体も、なぜ確認せずに接種したのでしょうか。
温度管理が適正でなかったワクチンの誤接種(東京都)
以下、東京都のサイトからの引用です。
「温度管理が不適正であったことが発覚したにも関わらず、当該ワクチンを以下のとおり利用者等に接種した」というのは、ミスではありません。管理ミスを隠蔽しようとして接種したなら、大きな問題です。
こんなに保存期間や温度管理が異なるものであることはわかっていたのですから、それを防ぐためにどうするか考えておかなければならなかったはずです。それをしていないから適正な管理ができず、さらにそのワクチンを人に接種してしまうなんて、人の命に関わっているという意識があまりにも希薄だと思います。
ファイザー社 間違い接種防止用資材 より
3月と6月に11歳の児童1人に大人用ワクチン接種(徳島市)
以下、四国放送からの引用です。
「この医療機関では今年3月と6月に11歳の児童1人に大人と同じファイザー社製ワクチンを接種した」「医療機関の接種方法の認識が不十分だったことが主な原因」ということは、この医療機関では11歳は大人用でよいと思っていたということなのでしょうか。もしそうなら、誤接種された児童が他にもいるかもしれません。
12歳未満の女児にオミクロン株対応を誤接種 (伊賀市)
https://www.iga-younet.co.jp/2022/11/15/66269/
以下、伊賀タウン情報ユーからの引用です。
「体格が大きい女児を12歳以上と思い込み、予診票の生年月日を見落としていた」という、思い込みと確認不足。「予約受付の電話対応で日本語が堪能ではない外国籍の父親と十分に年齢を確認できなかったことも原因」なんておかしな言い訳です。そのようなケースこそ、当日しっかりと確認する必要があったのではないでしょうか。
希釈せず児童に誤接種(群馬県)
以下、上毛新聞からの引用です。
人の命に関わる現場で、「勘違いでした」という言い訳が通るのでしょうか。このような基本的なことは、事前に確認しておくのが当然だと思っていました。もちろん、このような現場ばかりではないとは思いますが、誤接種が起きている現場では、命に対する意識が低すぎるように感じます。
「再発防止につとめます」と言うだけで、誤接種の情報は全国で共有されているとは思えません。同様の誤接種が去年からあちこちで起きているので、今日もどこかで起きているかもしれません。そのような現場で誤接種に巻き込まれることは、大きなリスクだと思います。自分で確認できることにも限界があります。そのような現場に行かなければ、誤接種に巻き込まれることもないでしょう。これから追加接種を受けるメリットと、副反応や誤接種のリスク、どちらが大きいでしょうか。