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小論文はこう書け! 小論文の書き方

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#小論文添削

『小論文の書き方』(小論文作成のコツ)1

『小論文の書き方』(小論文作成のコツ)1

●小論文は感想文ではない(具体的に書く)
問題に対して自分の意見を述べたり、具体的な対策を示したりする必要がある。「~と思う」と感想を記すだけでは評価されない。自分の意見の妥当性を理路整然と述べる。

●常体(である調・だ調)で書く
小論文では「~だ」調、「~である」調(常体)で統一する。

● 原稿の冒頭と改行後は1マス空ける
原稿の冒頭と改行後は1マス空ける(字下げをする)。

● 「起・承・

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小論文の書き方:第17回「~(すれば)いい」→ 口語(話し言葉)は用いない。文語(書き言葉)を用いる

●「~(すれば)いい」→ 口語(話し言葉)は用いない。文語(書き言葉)を用いる
SNSなどカジュアルなシチュエーションで用いる文章ではよいが、試験などフォーマルな場で書く文章では口語(話し言葉)は用いない。例えば、「いい」は話し言葉なので、「~(すれば)よい」とする。

小論文の書き方:第14回「小論文は感想文ではない(具体的に書く)」

●小論文は感想文ではない(具体的に書く)
問題に対して自分の意見を述べたり、具体的な対策を示したりする必要がある。
「~と思う」と感想を記すだけでは評価されない。自分の意見の妥当性を理路整然と述べる。

小論文の書き方:第13回「きれいごとを言わない(理想論だけで済まさない)」

●きれいごとを言わない(理想論だけで済まさない)
理想を語るとしても、事実と現実を無視した論は評価されない。現実に実現可能な政策・対策であるかを検討したうえで述べる。実現が可能であることを論理的に説明できなければ評価につながらない。

小論文の書き方:第12回「平易な言葉を使う。簡潔に書く。受験生の等身大の姿のまま謙虚な姿勢で書く(上から目線にならない)」

●設問で問われていることに正面からズバリ答える。課題文(問題文)の要約はしない
設問で要求されていることに解答できていない受験生も多い。「~ついて述べなさい」と設問にあれば、「~について」正面から述べる。設問の趣旨をしっかりと理解する。設問で問われていないことは述べない。また、課題文(問題文)に書かれている文を利用して解答する設問もあるが、設問で指定がない限り課題文の要約はしない。

小論文の書き方:第8回「まず設問文を読み、メモを取りながら課題文を読み進める」

●まず設問文を読み、メモを取りながら課題文を読み進める
課題文を読んで解答する形式の小論文の場合、まず設問文をよく読み、設問文を踏まえ課題文を読み進める。課題文を読みながら、キーワードとなる言葉や思い浮かんだフレーズ、文のメモを取る。

小論文の書き方:第10回「課題文をよく読む。最低2回は読む」

●課題文をよく読む。最低2回は読む
設問文もよく読む必要があるが、課題文を1回だけ読むよりは、少なくとも2回は読んだほうが内容の理解が増す。時間の余裕があれば3回は読む。

小論文の書き方:第9回「設問文と課題文をよく読み主旨・論旨を理解する」

●設問文と課題文をよく読み主旨・論旨を理解する

設問で要求されていることに解答できていない受験生も多い。

設問文をよく読み設問の趣旨をしっかりと理解する。

同様に課題文もよく読み、内容、論旨をきちんと理解する必要がある。