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統計検定2級を受験した話

分析屋の藤島です。
私は今年の1月から8月の初旬までBIツールが導入されているサーバーの移行作業を行っていました。10月以降は統計解析業務に参画することになっているので、その前にせめて基本的な統計学の知識は理解しておきたいと思い、先月受験しました。

業界・業種問わず統計検定2級を受験したい方いましたら、ぜひ参考にしてください!




筆者のバックグランド

  • 理学部卒、数理統計学専攻(理論を中心に勉強。基本ゼミでは証明ばっかり)

  • 確率分布、回帰分析、分散分析、仮説検定等の概念はなんとなく知っていた

  • 当時は理論中心だったため、理論をもとに実際にやってみた経験はほぼない


試験概要

試験方法:CBT方式
試験内容:大学1・2年生で習得すべき統計学
制限時間:90分
問題数:35題
合格基準:60%以上
再受験:受験してから1週間後から可能

詳細は下記URLから
https://www.toukei-kentei.jp/exam/grade2/


勉強方法

まず問題集(日本統計学会公式認定 統計検定 2級 公式問題集[CBT対応版])で1周解いて間違ったところを解説読んで理解していきました。
2周目は1周目で間違ったところだけ問題演習を行い、それでも間違えたところは統計学の時間|統計WEBで該当する箇所を読み込んだり、サイトに掲載されている問題を解いたりして理解を深めていきました。その後、また2周目で間違えたところを解いていきました。
3周目は2周目で間違えたところを解き、それを終えたら復習したい分野から問題を解いていきました。

最後の仕上げにタイマーセットして過去問を2・3回解いて、間違えたところを復習していきました。

まずインプットしてから問題演習した方が良いと思われる方もいるかと思いますが、概念をなんとなく知っている状態だったので、いきなり問題演習から入っても問題ないかなと思いました。

またいきなり問題を解いた方が、問題を解く上での公式の使い方となぜその公式を使うのかの2つを同時に学習することができ、用語や公式の理解が深まりそうだと思いました。


試験結果と振り返り

統計検定を勉強していた期間は2〜3週間であるため、妥当な成績なのかなと思っています。しかし、確率・分布の分野については問題を解いていたときも苦戦していたので、過去問や統計WEBでもう少し勉強しておけばよかったなと思っています。

やっておいてよかったと感じていることは自分が理解できていないことや覚えていなかったことをノートにまとめておき、通勤や寝る前にそのノートを何度も見たことです。これをやることで、自分の弱点を徐々に潰せることができ、その結果合格できたと思っています。


最後に

学生の頃、指導教授が「統計検定2級は簡単でなんなら1級もそんなに難しくない」とおっしゃっていたことを思い出しました。当時は統計検定2級も難しそうだなと感じていましたが、今はそんなに難しくないと感じています。ですが、指導教授がおっしゃっていたことを理解するにはまだまだ時間がかかると思います。。。



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