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LookerStudioレポートを見やすくしたい

こんにちは、分析屋WEBアナリストの池田です。

私は普段「データ抽出」→「レポート作成」の業務を行っているのですが、作成した資料を見て思いました…

「絶妙にダサい」

そこで分析屋らしく「なぜダサいのか」を分析した結果、
以前よりはマシな資料が作れるようになったので
・資料のビフォーアフター
・どこに着目したのか
を紹介します。




レポートのビフォーアフター

まずは初めに作成した資料(ビフォー)をご覧ください。
※今回掲載しているレポートはGA4のサンプルデータを基に
作成してます。

う~ん、ダサい…笑
ダサいというか何を伝えたいのかがわかりません。
とりあえず「言われたデータを羅列しているだけ」という印象があります。


ビフォーのレポートについて

では、このレポートで気になった点をいくつか書き出してみます。

  • 具体的な数値があったほうが全体感をつかみやすい

  • 同一形式のグラフが並んでいると要素区別がしづらい

  • 見た目のインパクトはあるが、ぱっと見で何を見せたいのか伝わらない

ほかにも気になる点はありますが、
今回は一旦ここまでにしておきます。


アフターのレポートについて

前記した「気になる点」をふまえて、改善したレポートがこちらです。

どうでしょうか?
まだ気になるところはいくつかありますが、大分やすくなったのではないでしょうか?

具体的な変更点です。

  • 背景色とグラフ要素の色分けをした

  • 月間のユーザー数等を数値で表示した

  • 同じ要素を並べないようにした

  • 地図表示から円グラフの割合表示に変更した

  • タイトルに「2023/12」を入れ、数値が「12月のもの」とわかるようにした


レポート作成で意識すること・ポイント

僕がレポート作成する際には「誰が」「いつ」「何の目的で」必要としているのかを入念にヒアリングします。

たとえば「誰が」で年齢、性別、職業等がわかれば
色使いやグラフ形式がいいのか表形式がいいのかの指針になりますし、
外部の方に見せるレポートであれば、「その人がよく目にしている色(コーポレートカラー等)」を意識して作成します。

どんな指標にどんなグラフが最適なのかは
あとから知識を入れることでどうとでも補完できるので
実践を通して身に着けていくことをお勧めします。


まとめ

いかがでしたでしょうか?
今回の内容を簡単にまとめます。

  • タイトルと表などの異なる要素は、背景色を変えるなどして明確に分断させる

  • 似たような要素を隣り合わせにしない

  • 制作の背景を煮詰めることで、より良いレポートができる

今回お見せしたビフォーアフターはあくまで一例なので
これが正解というものではありません。

人の好みもありますし、その時の気分にも左右されてしまいます。

ただ制作意図や背景をもって作成するのとしないのとでは天と地ほどの差がありますので、まずはそこから意識することを僕は推奨します。




ここまでお読みいただき、ありがとうございました!
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