見出し画像

【業務効率化の一歩!】小技でプチストレスを減らそう!Vol.2

こんにちは。
分析屋のNです。
私は業務効率化チームに所属しており、ExcelやVBAの案件を主に担当しています。
業務効率化チームに所属しているからには、身の回りの効率化も意識して取り組んでいきたいと考えています。

クイックアクセスツールバーについてご紹介しましたので、よろしければご覧ください!

今回は、Excelを扱う上で「ちょっとやりづらいな…」「いちいち面倒だな…」の様なプチストレスを小技で解消していく方法をお伝えする第2弾です!
是非最後まで見ていただけますと幸いです。




同時にスクロール

似たようなファイルを比較して見たい時、片方ずつ動かしていませんか?
例えば以下のような客単価平均のデータが2種類あり、2月29日の値を見に行きたい場合…

片方をスクロールしてから…

わざわざ、もう片方を探しに行ったりしてませんか?

何百行というようなデータが多ければ多いものほど、どちらのブックでどこを見ているのか分からなくなりがちです…。特にデータベースはスクロールしても見た目があまり変わらないので、よく迷子になります。

こんな時、2つのファイルを同時に同じ位置でスクロールできたら最高ですよね。
実は、2ファイル同時のスクロールがExcelの機能で出来ちゃいます!
具体的には「表示」タブ>「同時にスクロール」の機能を使います。
私はウィンドウ内にあるコマンドでは「ウィンドウ枠の固定」はよく使うのですが、正直それ以外はあまり使っていませんでした。同じような方がいらっしゃいましたら、是非今回を機に活用してみてください!

それではやり方を解説していきます!


複数ファイルを同時にスクロールしてみよう!

まずは比較したいExcelファイルを開いておきましょう。

次に、比較したいExcelファイルのどちらでも良いので、「表示」タブ>「並べて分割」と進みます。

「並べて分割」を押下するとウィンドウが散らかったり、全画面になったりするので、半分などにして以下の様に綺麗にすると後が見易くなります。

これで準備は完了です。
これを行うだけで、2ファイル同時にスクロールが可能なため、目検が必要な際は迷子になることも少なくなるかと思います。
実際に動かしてみても、両ファイルとも行の位置が揃っていてとても見易いです。

もし、「並べて分割」を押下しても同時にスクロールが機能しない場合は、ウィンドウサイズを半分にしてしまっているので見にくいのですが、赤枠で囲んでいるアイコンをクリックします。
これはどちらのファイルで行ってもOKです。

解除する際は、赤枠内のアイコン2つを押下すれば完了です!


注意事項

この機能は2ファイルしか同時に行えないため、3ファイル比較したい場合は「ファイルAとファイルB」「ファイルAとファイルC」…のように少し工夫する必要があります。

先ほどウィンドウ内にある「並べて比較」「同時にスクロール」を使いましたが、その下にある「ウィンドウの位置を元に戻す」って気になりませんか?

これは、比較するブックを画面上で均等に整列してくれるものなのですが、無条件で横割りになってしまうので、必要な場面は限られてくるかと思います。

なので、「こんなのもあるんだな〜」ぐらいで思っている程度で大丈夫です。


まとめ

「同時にスクロール」は前回ご紹介した「クイックアクセスツールバー」とは違い、エクセルとWordのみの機能になります。PowerPointでは用いることが出来ないため、ご注意ください⚠️
今回は「同時にスクロール」をご紹介しましたが、次回はまた別のプチストレスを解消できる小技をご紹介しますので、ご覧くださいませ!



ここまでお読みいただき、ありがとうございました!
この記事が少しでも参考になりましたら「スキ」を押していただけると幸いです!

株式会社分析屋について

弊社が作成を行いました分析レポートを、鎌倉市観光協会様HPに掲載いただきました。

ホームページはこちら。
noteでの会社紹介記事はこちら。

【データ分析で日本を豊かに】
分析屋はシステム分野・ライフサイエンス分野・マーケティング分野の知見を生かし、多種多様な分野の企業様のデータ分析のご支援をさせていただいております。 「あなたの問題解決をする」をモットーに、お客様の抱える課題にあわせた解析・分析手法を用いて、問題解決へのお手伝いをいたします!

【マーケティング】
マーケティング戦略上の目的に向けて、各種のデータ統合及び加工ならびにPDCAサイクル運用全般を支援や高度なデータ分析技術により複雑な課題解決に向けての分析サービスを提供いたします。

【システム】
アプリケーション開発やデータベース構築、WEBサイト構築、運用保守業務などお客様の問題やご要望に沿ってご支援いたします。

【ライフサイエンス】
機械学習や各種アルゴリズムなどの解析アルゴリズム開発サービスを提供いたします。過去には医療系のバイタルデータを扱った解析が主でしたが、今後はそれらで培った経験・技術を工業など他の分野の企業様の問題解決にも役立てていく方針です。

【SES】
SESサービスも行っております。


この記事が参加している募集