パパ活にみる日本人の契約主義化
最近、日本では「パパ活」なるものが流行っているという。もしこれが真実ならば、日本はますます「契約国家化」してきているといえるであろう。
それはつまり、国家機構や国家構成員の関係性における利害や価値観の対立の存在が前提されるようになってきたということである。
ということは、私が考える理論に基づけば、パパ活が発展する一方で「水商売」が衰退するはずである。より正確には、店舗を用いて運営される男性向け水商売(キャバクラ)が衰退するかわりに、本来ならばその世界に関わっていたであろう