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保育園ショックな事、うれしい事

先月の出来事

先月、病気の妻の代わりに保育園に子供を迎えに行っていた時期がありました。その時の気づきを今日は書きたいと思います。

私の仕事はシステムエンジニアです。
会社名ではなく、職業で言えるのがこの職業の良いところなのですが、
とっても残業や休日出勤が多い仕事でもあります。

一度、うつ病になって、離れようとした職業ですが、
事務職に転職した時のあまりの給料の低さに
またこの過酷な業界に戻ったのでした。

言い訳でしかないのですが、子供を保育園に送っていった経験はあっても、迎えに行ったのは初めてでした。

女の子の言葉が刺さる

ある日、息子を迎えに行った際に、息子と同じ4歳児クラスの子達達に
囲まれました。質問責めにされました。
「誰のパパ?」「なんで眼鏡かけてるの?」などなど色んな質問が
飛びました。アハハ!

「たろう君のパパだよ」と私は回答。

「あ、たろう君パパが迎えに来たよ~」とこんな感じ。
でも、次の女の子が言った言葉が刺さりました。

「なんで、たろう君何も話さないの?」

「なんでだろうねぇ~、恥ずかしいのかな」と私。

分かってはいたもののショックでした。ニコニコしながら答えたものの、
心に刺さりました。

たろうは孤独なのかな?

ハイタッチ

また別の日、妻の代わりにまた保育園に息子を迎えに行きました。
みんな私の眼鏡を覚えていたようで、
「たろう君のパパ来た」
と息子を呼んでくれました。

そして帰るために、制服を着、リュックを背負い、
息子が始めたことに驚きました。

色んな子達とハイタッチを始めたのでした。
みんなバイバイと言ってくれています。

たろうはその後何人かとハイタッチをして
こちらに来ました。

驚きの光景でした、人とコミュニケーションが取れない
「たろう」が、ちゃんと他の子達に認められていたことに。

きっと孤独なのだろう。誰とも話せず保育園は辛いだろうと思っていたのですが、(実際、保育園行きたくない行きたくないといつも連呼します。)
ちょっとうれしい出来事でした。

たろうは、保育園では誰とも話せなかったそうです。それでも、最近先生にはとてもとても小さな声で話せるようになったそうです。でも、園の他のお友達とは未だに一言も話せません。

それでも大事な仲間たちと一緒にいるんだな。

ASDっ子のたろうを受け入れてくれている先生がたとお友達に感謝です。
養育手帳を持つたろうは、将来、その子達とは小学校で一緒のクラスになることはないのだろうけれど、今だけでも普通の子達と仲良くなれた事はよかった事だと思います。

おわりに

子供というのは、時に残酷です。でも天使のような素直さをもっています。そこに無限の可能性を感じるのです。

ぶんたた

インクルーシブ教育というのがあります。多様性を認める教育です。
そこには障害者や健常者という垣根を越えていく可能性を秘めています。
大人がわけているだけで、子供たちは個性をしっかりと認めているのだと思います。そこに無限の可能性を感じざるを得ません。

たろうが将来その可能性の中でたくさんの友達に囲まれますように。


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