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発達障がいの受容

はじめに


今日は、少し趣旨を変えて、凸と凹の共同運営マガジン運営者の
リケジョママさんの問いかけについて考えてみたいと思います。

わたくし今「障がいの受容」に関しての記事に
飢えております。
というのも、私自身、息子の「発達障がい」は受け入れているつもりでしたが、
同じ学年の子との”差”を痛感することがありまして、
なんだかしょぼーーーんとしております。
それに傷つく自分に気づき、「息子のこと、まだまだ受け入れられていなかったのかな。」と
更にしょぼーーーーんです。
ですので、もし良かったら、「発達障がいの受容」に関して、記事を投稿して頂けないでしょうか?

https://note.com/rikejomama/n/n04a79b4e456f

受容とはなにか?

まず、受容という言葉について考えてみます。
ピーンと来るのは、受容は心理カウンセリングの用語ではないか?という事です。

私は昔、10年ぐらい前、心理カウンセリング養成スクールに半年間通った事があり、そこで習ったカウンセリングの大事な考え方の一つが受容だったと思います。

私が理解している受容の意味については、下記のサイトが詳しいかなと思いますので、一部引用します。

受容とは、相手の存在そのものを受け止める事です。元は来談者中心療法(アメリカの心理学者、カール・ロジャーズが創始)の中の1つのスキルで、心理カウンセラーが使う聴き方・関わり方です。

受容は決して相手を否定したり評価しない考え方なので、相手の方に話しやすさを感じてもらえます。

受容が形になって現れているカウンセラーは、安心出来る穏やかな笑顔で、その人の側にいるだけで癒される感じがします。

心理カウンセラーの種
https://be-counselor.com/accept

リケジョママさんの問いかけの文を読む限り、問いには、2つの受容が含まれています。
①発達障がいそのものを受容
②発達障がいをもつ、その子そのものを受容

えっとちょっと自分で混乱してきましたが、
次に、それぞれについて私の考えを述べていきます。

発達障がいそのものを受容

私の息子のたろう君はASDです。なので、ASDの障害特性そのもの
を受け入れることができるかという話になります。

ASDの障害特性は
①コミュニケーションが苦手
②強いこだわり
③感覚過敏
の3つが主だと思いますが、それぞれについて受容があるかどうか考えると。

①コミュニケーションが苦手

うちの子の場合、言葉のキャッチボールは身内であっても難しいところがあります。たろう君に合わせた会話をしてはじめて会話が成立します。すべてたろう君起点、たろう君が話したいことが始まりです。
ですが、こちらが質問したい時には、答えてくれることがたまにあるものの、ほとんど返答はないといってよいでしょう。
また、保育園では一言もしゃべっていません。身内以外とはほとんど話せない状態です。
これを受容できるか?といえば、受容できてないと答えます。ただ慣れただけだと。なので、常に会話上で私はストレスを抱えているといってよいでしょう。

②強いこだわり

うちの子はわけのわからないルールを持っています。わけがわからないというのは、質問しても回答してくれることがないからです。
例えば、1つのルールとして。
朝は、パパとママの為に、コーヒーを作るというルールです。
我が家はコーヒーメーカーを使っているので、
フィルターに粉コーヒー(たまに豆からひきます)を入れて、コーヒーメーカーにセットし、水を入れる。その後、コーヒーが出来たら、牛乳と砂糖を入れるという手順になります。
彼のルールはこの手順全てに関わり手伝う事です。大体私か妻が一緒に作ります。
たまに、たろう君が他のことで駄々をこねている時、もうすぐ仕事なので忙しいから、といって私か妻がコーヒーを作り始めたら、もうアウトです。
「もう一度作る」「コーヒー捨てる」「パパ―コーヒー水筒に入れない」とか色々言い始めて、手が付けられない状態になります。
朝はコーヒー屋さんをするのが彼のルールなのです。
そういう強いこだわりが、多岐にわたって生まれてきます。なくなったと思ったこだわりが復活することもあります。
これが受容できるのかですが、やっぱりできません。
ただ、慣れただけです。
頑固もの、あまのじゃく、そういう子だと思っています。

③感覚過敏

うちの子は音に非常に敏感です。これについては、もうそういうもんだと思っています。そういう意味では受容できているのかもしれません。

まとめ

結局は、発達障がいそのものについては、なかなか受容できるものではないのかなと思います。でも、年月が経つと受容できるものなのかもとも思います。結局は無理やり受容するのではなく、慣れていくしかないものだと今は思っています。

発達障がいをもつ、その子そのものを受容

たろう君はたろう君です、障がいとか関係なく、彼は彼というのが私の考え方です。先ほど述べたASDの3つの特性は、面倒だなと思いますが、やっぱり彼は彼としか言いようがないのです。

さきほど、心理カウンセリング理論の中の受容とは相手の存在そのものを受け止める事、決して相手を否定したり評価しない考え方と引用してお伝えしたのですが、まさにそれです。

彼そのものを受け止める。

これは覚悟なのかもしれません。
わが子の全てを受け入れる覚悟
そう腹をくくれば、それが受容となっていくのだと感じています。

おわりに


今回はリケジョママさんからの問いかけに対する回答を真剣に考えてみました。いかがでしたでしょうか? たまにはこういうのもいいかなと思います。

それではここまで読んでくれてありがとうございます。

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