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プロポーズ【140字小説】

彼は今日、プロポーズすると決めていた。

夜景のきれいな展望台へとやってきた二人。
彼がポケットから、指輪を取り出そうとしたその瞬間!

彼の足元が崩れ、下へと落ちてしまった。

彼女が慌てて下を見ると、彼がニヤリと笑いながら立っていた。

「冗談だよ、結婚してくれ!」
「嫌よ! 冗談じゃないわ!」

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