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まだ見たことのない景色へ。
先日、旅行へ行ったばかりなのに、もうどこかまだ見ぬ場所へ向かいたくなっている自分がいた。
どうも、文がくんです。
帰りの満員電車で旅行中に撮った写真のフォルダをスクロールしていた。
「まだ行ったことがなかった県に行くたびに、
また足跡のつけた県が増えた。」
そうほくそ笑んだと同時に、突然
「経験人数が増える度に10人単位でひけらかしす。ヤリチンのアレやん」
と気づけば、一気に興ざめしてる自分がいた。
あと、九州は、佐賀と宮崎。
四国は、高知。
中国地方は、島根。
日本列島を南北に流るるフォッサマグナを境に東は行ったことのない県がほとんどだった。
旅行のしがいがあるかもしれない…😳
こないだ、長崎に行った時。
路面電車で出島付近で降りて、県立美術館に行った。
もともと、美術館は大好きで大阪だったら、国立やハルカス、中之島の美術館に足を運んだりもした。
最近は、忙しくてあまり行けてなかったから、ワクワクしながら向かった。
その時の展示は、スペイン美術🇪🇸
宗教画から、大衆向けの絵画に変わっていった歴史の流れなんかを、作品から通して、観れたりして非常に良かった。
もちろん企画展示も良かったんだけれども、
長崎で生まれた画家さんの絵の展示が、素晴らしかったのだ。
初めてお目にする画家さん(もちろん評価されてる方)ばかりで、切り取ったキャンバスから、作者の込めた、情熱なんかも感じたりした。
新鮮なのもあったし、わざわざ長崎の街や自然を切り取って絵にしたんだから、何気ない一時が美しいと感じたんだろう。
街を歩いて急斜面に立ち並ぶ家屋に教会やレンガ造りの洋風の家も見えたりして、
異国情緒溢れる素敵な場所とは思ったけど、
絵を通して、長崎という街や土地、自然がこんなにも魅力的で素晴らしい場所なんだとより知れた。
じぶんが知らないだけで、見たことのない美しい景色がある、ここに来ることでしか見られなかったんだ。
そうと思うと痺れた。
中には、自分の好きな構図や絵のタッチもあったりした。
珍しくポストカードなんかも買ったりした。
らしくないけど、それほど良かった笑
最近は、どこへ旅行しても同じで感動もしにくくなってると思えば、足が遠のくこともあった。
けれど、その負の感情を払拭してくれたくらいに、今回の旅行は良かった…
ほんとに旅行はいい。
以前、何人かの人が僕に興味を持ってくれて、遠くの場所の人とDMをずっとしていた時期があるのを思い出していた。
今思えば、前よりお金はあるのだから
「中間地点ぐらいで会いましょっか?」
みたいなノリで会えば良かったのかもしれない。
それはそれで、タイミングもあるから実際難しいのかと思えば、歯がゆい。
きっとこれを書いてる時点で、
自分の心の中で足元は既にどこかへと足が向き始めているんだろう。
次は、神奈川や千葉、東京とか、東へ行ってみたいかな。
PS、今回の旅で、山本森之助さんという画家が好きになった。
あと、長崎ではお姉さんと健全すぎる夜カフェデートしたり、本当にいい出会いだった。
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