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セパタクローは足だけじゃないんです。【セパノートVol.9】

明けましておめでとうございます🙇‍♂️

セパタクロー男子日本代表監督の飯田です😊

今年は9月に中国で開催されるアジア競技大会があり、セパタクロー競技にとっての4年に一度のビッグイヤーになります❗️
(本来2022年に開催予定でしたが、コロナの影響により1年延期となっています)

卯年にあやかり飛躍出来るよう頑張りたいと思います✊

さて、今回は「セパタクローの技術編」ということで、「ボールタッチ」「トス」についてご紹介したいと思います💨

ボールタッチについて

セパタクローは「足で行うバレーボールのようなスポーツ」と例えられることもあることから基本的には足を使うことが多いですが、実は頭や背中などを使うこともあります。(腕以外の使用が可能です)

まず、ボールタッチで多く使う順に並べると、

足インサイド⇒足インステップ⇒大腿⇒頭⇒背中⇒足アウトサイド

の順番になります。

セパタクローボールはプラスティックを編み込んだ形で出来ており、中は空洞のため重くはないのですが非常に硬いため、ボールコントロールが困難です。

ボールの直径は
携帯電話と同じくらいです

そのため、選手は土踏まずの部分が平らになっているシューズを履きインサイド(足部内側)でコントロールすることが多くなります🦶

実はこのシューズはタイの学生が
スクールシューズとして使っている物で、
タイでは至る所で見ることができます

また、ポジションによっては頭を使ってレシーブしたり、背中を使ってブロックしたりすることもあります。
試合中はアドレナリンが出ているため痛さは見せませんが、背中にボールの跡がくっきりと出ることもあるとかないとか…😅

トスについて

セパタクローと言えば、恐らくサッカーのオーバーヘッドキックのような空中技を思い浮かべる方が多いと思いますが、バレーボールと同様にその派手なプレーが出る直前の「トス」が非常に重要になります
試合の中でほぼすべてのトスを上げるトサーは目立ちはしませんが試合の勝敗を左右する非常に重要なポジションになります。

全ての競技において基本練習があるようにセパタクローにおける基本練習は、このトスを上げるためのリフティングになります。サッカー経験者であればインステップでリフティングをすることは容易いのですが、インサイドを使うとなると話は違います。

これまでJリーガーなど数多くのプロ選手が挑戦してきましたが、その股関節の複雑な動きをすぐに習得した人はあまり多くは無いほど、奥深く難しいプレーがセパタクローの基本練習になります。

まず形を作ることが大切なのですが、簡単に説明すると、

片足で立つ⇒蹴り足の膝を外側に向けて股関節から足を持ち上げる⇒ボールをインサイドの平らな面に当てる⇒ボールを持ち上げる

全然簡単に説明出来ていないですが…、イメージは写真と動画をご覧ください😆

この形を作るためにまずやらなければいけないのがストレッチになり、初心者はまずストレッチ地獄を経験します😂
それと並行して行うのが足を上げるトレーニング。日常生活では行わない動きのため地味なトレーニングが必要になります。
このストレッチとトレーニングを行わないと基本練習すら上手く行うことが出来ないほど難しいスポーツなのです☝️

ということで、このノートをご覧になって「よし❗️やりたい❗️」と思う方は多くないと思いますが(笑)、難しいからこそチャレンジしたい❗️と思った方は是非一緒にやりましょう👍

次回はサーブとアタックをお伝えします💡


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