葬儀不満なら医療費増 直葬で遺族の健康コストも 京都大学調査
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葬送儀礼に不満を抱えて故人との死別を受け入れられない人は、満足している人に比べて病気になりやすく、医療費がかかる傾向にあることが、カール・ベッカー京都大学特任教授(生命倫理学)と谷山洋三東北大学准教授(臨床死生学)らの調査で分かった。医療費軽減のためには、社会が遺族の悲嘆(グリーフ)を和らげる必要があるという。8月25日、死生学の国際学術誌『OMEGA-Journal of Dea