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運は恩寵か因果か 宗教とビジネス考える
※文化時報2021年10月28日号の掲載記事です。
京都大学経営管理大学院は18日、京都を舞台にビジネスと宗教を考えるオンラインシンポジウム「宗教とイノベーション2 世界の起業家が注目する‘心’の伝統」を開いた。成功条件の一つとされる「運」について、日本基督教団牧師で同志社大学神学部の小原克博教授(比較宗教倫理学)と、臨済宗妙心寺派大本山妙心寺の塔頭・退蔵院(京都市右京区)の松山大耕副住職が宗教の観点から語り合った。(安岡遥)
シンポジウムは同志社大学今出川キャンパス(京都市上京区)から配信され、約160人が視聴した。
ビジネスに成功した経営者は「運に恵まれた」と語ることが多い。不条理の中からセレンディピティ(思いがけない幸福)を見つけ、成功につなげる能力は、優れた経営者の資質の一つとされている。
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