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初夏に使える! ブンイチの図鑑 Part1

初夏に使えるブンイチのハンドブックを一挙紹介!
虫が活発に動くこの時期、虫探しに役立つ図鑑です。

ハムシハンドブック

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実物大一覧

ハムシ(葉虫)は、庭や公園、畑、森などに生育する身近な植物につく小さな昆虫で、美麗種が多いことでも知られます。図鑑に掲載された極小ハムシの美しい写真は、種類によっては50枚以上の写真を深度合成することで(小さい虫ほど合成枚数は増える)、拡大しても細部までピントのきている写真となっているのです。
さらに、拡大写真を標本提供者に確認してもらうと、「う〜ん、展翅(=てんし:標本にするために翅や脚を広げること)が美しくないな。」とのコメント。再び展翅から深度合成撮影までやり直したものも多々あります。細部までこだわり抜いて作ったハムシ図鑑、これからの季節にフィールドで活躍してくれます。
104ページ/1,540円(税込み)

オトシブミハンドブック

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オトシブミ亜科掲載種一覧

細長い首と、葉っぱを巻いて作る揺籃(=ようらん)「落とし文」で知られる愉快な昆虫オトシブミ。現在は主流となった白バック写真による図鑑です。オトシブミの独特な形は、白バック写真だとより映えますね。内容も、形態や生態の解説に加え、種による揺籃の作成方法の違いに基づく検索表も付いており、とっても充実しています。80ページ/1,320円(税込み)

昆虫の食草・食樹ハンドブック

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樹液に来る昆虫

植物の葉に幼虫がいるとき、「成虫になったら何になるんだろう?」とか、チョウを見たとき、「何を食べていたのだろう?」と感じたことはありませんか? 本屋さんには、多くの昆虫図鑑や植物図鑑が並んでいますが、この2つを同時に紹介した図鑑は見当たりません。
植物の名前も、昆虫もよくわからない人にとって、成虫、幼虫、食草の3つが写真で紹介されているこの図鑑は、フィールドでとても重宝します。本書では、昆虫82種と、その主な食草・食樹68種を紹介しています。取り上げた昆虫は、特定の植物をエサとして利用するチョウ類や甲虫類を中心に、樹液に集まる昆虫も掲載しています。
80ページ/1,320円(税込み)

ハエトリグモハンドブック増補改訂版

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実物大一覧

2017年に刊行された『ハエトリグモハンドブック』から5年。新しく名前のついた10種が加わり、113種を掲載した増補改訂版。雄、雌、変異個体を白バック写真で掲載し、全種で類似種と、その識別ポイントを詳細に解説。しかもビニールカバー付き。
著者がおもしろすぎる人なので、以下の記事もぜひ読んでみて!
152ページ/2,200円(税込み)

昆虫の集まる花ハンドブック

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花の観察

昆虫により花粉が運ばれる虫媒花(=ちゅうばいか)を中心に、少数の鳥媒花(=ちょうばいか)を含む142種の花の受粉方法を紹介したハンドブック。「昆虫と花のつながり」に注目した初の図鑑です。お目当ての虫に花粉を運んでもらうための、花の形や機能に注目すれば、新たな自然の奥深さを発見することができるはず。
80ページ/1,320円(税込み)


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