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BIRDER10月号の見どころ

特集【探しに行こう!秋の渡り鳥】

秋の渡り 陸鳥編
2022年5月号の春の渡りに引き続き、今度は秋の渡り鳥を冨士鷹なすびさんにすみずみまで見て楽しいイラストで紹介してもらいました。春に描いてもらったものと同じ公園の別アングルのようです。秋は、オオルリやキビタキなどの日本で夏を過ごして別の場所へ向かう鳥、ジョウビタキやツグミなど冬を日本で過ごすためにやってくる鳥両方に出会える時期です。見どころやぜひ見てほしいかわいらしい仕草も紹介しています!

木の実を知れば、鳥に会える!~まずはミズキを探そう
これから秋冬のバードウォッチングでは、木の実に集まる鳥を見るのが楽しみの一つです。でもひと言で「木の実」と言ってもたくさんあるし、鳥は覚えられるけど、植物はちょっと・・・なんて人も少なくないと思います。そこで鳥たちに大人気の木の実「ミズキ(クマノミズキ)」だけでも、樹皮の様子や葉の付き方を見て覚えようというのがこのページの狙い。実際、同じ特集の43ページではミズキを覚えた編集スタッフがエゾビタキを見つけることに成功。「鳥を見んと欲すれば、まず木の実を見よ」とはこのことです。

巻頭グラビア
乾燥の大地 オーストラリアで生きる鳥
トップを飾る見開きは翼を大きく開いたキンカチョウ。写真の通り、オーストラリアでは野鳥で、群れで暮らしています。
今回のグラビアでは、をはじめ、ゴシキセイガイインコやクルマサカオウムなど、オーストラリアで暮らす鳥たちを紹介しました。
また、オーストラリアならではの過酷な環境や、自然発火による森林火災の中で、鳥たちがどうたくましく生きてているのかにも迫ります。

連載記事
Young Gunsの野鳥ラボ #91 飛翔するカッコウとツツドリの識別
今回紹介する2種の鳥は、最初に紹介しているように鳴き声ならアッサリと見分けられる鳥です。でも、黙ってしまうと急に見分けの難易度がアップし、さらに飛んでいる姿になるとほぼお手上げ状態。そんな状況を何とかしたい著者が、海外の論文を読んで識別方法を模索したお話です。見つけた方法は飛んでいる時に羽根の模様を数えるという、これまた難易度の高めの方法。でも最近の高性能のカメラなら可能になるようで、鳥の識別スタイルも時代で変わることを感じさせられます。

バーダー2022年10月号

バーダー2022年10月号特集目次

●タカもいいけど…(一日一種)
●秋の渡り(陸鳥・水鳥編)(富士鷹なすび)
●越冬地でものんびりできない!
 〜渡り後の鳥たちのウィンターライフ(秋山幸也)
●秋の渡り鳥カレンダー(神山和夫)
●声で探す秋の鳥たち (松田道生)
●木の実を知れば,鳥に会える!(叶内拓哉)
●珍鳥を追うなら半島・岬を狙うべし! (石亀 明)
●秋の渡り鳥を狙い撃ち(BIRDER)
●「雁の道」が見えてきた! (澤 祐介,池内俊雄)

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