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ある高校英語教師のひとり言〈29〉~2回目のオンライン授業配信~

Hi everyone! Welcome back to my room!

今日は、人生2回目のオンライン授業をやりました。1回目については、こちらの記事をどうぞ。

2回目になって、少しは落ち着いて(笑)考えられるようになったので、ここでもう少し真面目に振り返りたいと思います。

Teams というアプリについて

教育委員会にこのアプリを使うように指定されて使っています。でも、ハッキリ言って、私みたいなド素人には使いづらい。私が気に入っている Kahoot みたいに、直感で簡単に使えて、ファイルも簡単に保存できるといいのに。ま、Teams と Kahoot では、そもそも目的が違うんだけど。

特に気に入らない3点。1点目は、ファイルを保存するのに、いちいち one drive というクラウドサービスにアップロードしなくてはいけないところ。

2点目は、授業(会議)の練習がしたくて、自分一人のチーム(クラス)を作って、昨日の休日に練習したんだけれど、生徒のスマホ(またはPC)画面にどう映るかが、確認できない。Kahoot はできるんだけれど。自分のプライベートのメルアドを使ってアカウントを作ろうとしたけれど、それだと、自分のチームに入れられない。

さすが、我らが教育委員会御用達。セキュリティが強すぎて、融通利かなくて、向学心のある教員の邪魔をしてくれる!(いくら嫌味を言っても言い足りない!)

3点目は、これは私のスキル不足が大きいような気がするけれど、画面共有がスムーズに行かない。YouTube先生のもとで、練習したのに、本番になると「あれ?」ってなる(笑)。

学校の環境・ルール整備について

私が2回授業やっただけで気づいた、学校側の環境整備・ルール整備の問題点は5つ!長くなりすぎるので、箇条書きにします。

1.wifi をもっと容量の大きいやつ(っていう言い方でいいのかな?)にすべき。時間割通りのクラス数で授業ができない!(今回、1学年で1クラスで英語は授業をした。習熟度別とか少人数とかで授業ができるようにすべき!)

2.ICT支援員をフルタイム勤務にして、しかも、オンライン授業をする日とその数日前は、複数人配置するべき。

3.生徒は、授業時間(例えば50分)のうち、何%(何分)繋がっていたら「出席」なのか?きちんと決めるべき。

4.非常勤や産休代替の先生たちにも、Teams のアカウントを作るべき。

5.今後、オンラインの授業にも力を入れるなら、カリキュラムや教科目標、教科内容から再検討が必要。

生徒について

まず、出席率の低さ!3年の英語(コミュニケーション英語Ⅲという必修科目)なのに、出席率60%いかない‼

ま、うちの学校は、大学または専門学校に推薦でもう進路が決まっている生徒が大半だから、そもそも、この時期3年生はやる気ないんですが(泣)。

ちなみに、怖ーい体育の先生でも、「保健」の出席率は72%ですって(笑)。

この出席率で「教育効果が高い」とは言えませんよね。ま、教育効果を、今までの日本の学校教育が得意としてきた、寺子屋教育的な、「ほとんどの生徒に基礎力をつけさせること」とするならば。

これに対し、「落ちこぼれが結構いても、一握りの天才を育てられたら良し」とするならば、オンライン授業は効率が良いと思います。だって、他の生徒に授業妨害されることが無く、自分がすでに分かっていることはすっ飛ばしてドンドン先に進めるし、先生に気兼ねなく質問できるし。通学時間も無いから、時間を有効に使える。友だち関係とかに悩まされずに、勉強に没頭できる。

私の個人的な感想

ハッキリ言って、オンライン授業楽しい!前回の記事に書いたように、ラジオのDJ気分を楽しめるだけでなく、ストレスが少ない!だって、私語や居眠りをする生徒が視界にいない!これ、すーっごく快適‼!!

唯一のストレスは、Teams の操作方法が分かりにくいことだけ(笑)。

そう、今日私が「質問ある人はチャットで質問していいですよ!」って言ったら、2人も質問してくれた(参加者120人以上だけど)。私、3年生から質問来ることなんて、1か月に1回も無いですよ(泣)。ま、進学校に勤めていた頃は、10分休みに質問攻めにあって、次の授業に遅れたりするほどでしたが(笑)。

とにかく、楽しかった!オンライン授業!またやりたいけど、来週から普通の対面授業でーす(笑)。とにかく、教育員会としては、「うちの都道府県でもオンライン授業やってるもん!」って言いたかっただけみたい(笑)。

OK, that's about it for today! Thank you so much for reading! See you next time!



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