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なぜ張子にひかれたのか。

惹かれた理由のひとつに“紙”があります。先にも書きましたが、仕事でデザインをして印刷をする紙を選ぶことがあり、紙との関わりが多く親しみや安心感があるからです。
シリコーンで型を取って…的なことにも興味はあるのですが、まずは好きな紙を使って創作を始めたいなと思いました。

張子をつくるさいに使う張子紙/反古紙/和紙があります。
いろいろ印刷をする用紙には関わりがありましたが、“和紙”にはそれほど関わりがなかったので面白そうだなと。
そして、昔ながらの製法、手漉(てす)きを行っている和紙屋さんが、住んでいる近くにあると分かったら、使ってみたくなってしまったというわけですね。

デザイン業務をしているさい、紙見本を見てさわって、このデザインならこれを選ぼう。新商品に新しい印象を更にプラスするために光沢のあるコート紙にしよう、とか。丈夫な印象を持たせるために厚手の紙にしよう等としています。“紙”には主役を引き立てるエネルギーがあるんです。
地元の和紙やさんで手に入れる“和紙エネルギー”を使って、面白味がアップアップ、ん、アゲアゲーですね(笑)。

始祖の張子(奥)と原型ちゃん(中)と開かれた和紙(手前) チーン(笑)

二つ目は、郷土玩具に興味があって、全国に広がるその歴史やアナログである安心感、雰囲気のよさ等に惹かれ、本を読んで更にその魅力に惹かれていったからです。

パソコンばかり扱う毎日に創作のアクセントを!(笑)

原型に和紙を貼ったもの(右)と和紙に胡粉ジェッソを塗ったもの


現在の玄関で出迎えてくれる仲間たち

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