恋に落ちた相手は「隠れももクロオタク」だった!アプリで変わった私の人生【インタビュー】
あなたは、もし理想の彼が隠れオタクだったらどうしますか?
わたくしばんじーのnoteのマガジン「推し活のススメ」では、読んでいる人に「推し活って素敵!」とハッピーな気持ちになってほしいというテーマで、推しがいる人の「推し活」についてお話をうかがっています。
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第2弾の今回推し活についてお話をうかがったのは、4人組のガールズユニットももいろクローバーZのファン、通称モノノフと結婚したカヌレ スズキさんです。
カヌレさんは、婚活中に今のご主人に「実は…ももクロが好きなんだ」とカミングアウトをされました。
そのモノノフの彼氏とめでたく結婚し、今ではお子さんも一緒に家族でももクロのライブに行っているそうです。今回は、モノノフの彼氏とのお付き合い、カヌレさんが感じるももクロの魅力、そして家族みんなで楽しむ推し活の今後についてお話をうかがいました。
デート中に「ももクロが本気で好きなんだ」とカミングアウトされて
カヌレさんとモノノフの彼との出会いは、とある婚活アプリでした。彼のプロフィールを見ると、趣味には旅行、音楽鑑賞と書いてあります。ハワイにも旅行に行ったと聞いて、「結構アクティブな人なんだな」と思ったそうです。
「2人でデートしているときに、『話していないことがある』と切り出されたんです。そして、『実は…ももクロが本気で好きなんだ』とカミングアウトをされました」
婚活アプリのプロフィールに書いてあった趣味の謎が解けました。旅行は、ももクロのライブの遠征で、音楽鑑賞はももクロの曲を聴くことだったのです。
「話を聞いていると、彼がかなり熱狂的なドルオタ(女性アイドルのファン)だとわかりました。そのとき、『私も、ももクロのことを知りたい』と思ったんです。ももクロにはどんな魅力があるのか、ももクロのどこを彼は好きなのか。彼の好きなももクロを詳しく知って、私は彼自身のことをもっと知りたいなって」
そんなモノノフの彼氏に「一緒にももクロのライブに行ってほしい」とお願いされ、一緒にライブに行くことになったカヌレさんは、過去のライブDVDやミュージックビデオを見ているうちに、すっかりももクロのファンになったのでした。
学生の頃は、流行っていたモー娘。をカラオケで歌っていました
モノノフの彼氏に出会う前のカヌレさんの音楽の趣味について聞きました。
「今の夫と会う前も、音楽は好きで聴いていました。ほぼ邦楽ですね。学生の頃は、カラオケが好きだったので、モーニング娘。の『ハッピーサマーウエディング』などの当時流行っていた曲をよく歌っていました。他には、B’zとかONE OK ROCKとか。B’zはファンクラブに入っています。少し激しめのロックが好きかも」
そんなカヌレさんが感じるももクロの魅力とは何なのでしょうか。
「ももクロはですね、名曲が多いんですよ!楽曲を提供してくれる人が、すごく豪華なんです。布袋寅泰さん、中島みゆきさん…。あ、ヒャダインさんは有名ですよね。歌詞が本当によくって」
昔からカラオケが好きなためか、歌詞が素敵な曲が好きなのだそう。ももクロの曲を聴いたときも、歌詞がいいなと思ったそうです。
カヌレさんの書くエッセイは、随所にカヌレさんらしいツッコミが盛り込まれていて、私も読んでいてふふふと笑ってしまいます。そんなカヌレさんだからこそ、邦楽の日本語の歌詞の美しさやリズムが気になるのかもしれません。
「私もこの輪に入りたい!みんなに追いつきたい!」
彼氏とももクロのライブに一緒に行ったカヌレさん。あるライブの後に起きた出来事で、「モノノフって最高じゃん」と思ったそうです。
「彼と一緒にももクロのライブに行ったんですよ。ライブの後に会場の近くの居酒屋に行ったら、店内がモノノフであふれていたんです。しばらくしたら、店内のBGMがももクロに変わって…。店員さんが気を利かせてくれたんだと思います。すると周りのモノノフが、そのももクロの曲にコールを入れだしたんです。『オイ!オイ!』とか『あー-----!よっしゃももクロー!!』とか」
「私、あのときの居酒屋の一体感が忘れられなくて。ももクロが好きっていう気持ちをみんなで共有していていいなあーって。私もこの輪に入りたい!みんなに追いつきたい!って思ったんです」
帰宅後、カヌレさんは早速コールやダンスのフリを覚えたそうです。
これからも家族みんなで推し活を楽しみたい
昨年末には、カヌレさんはご主人と幼いお子さんを連れて、家族3人でももクロのライブに行きました。
「ももクロのライブは、子連れの人も結構来ているんですよね。モノノフ同士で結婚した人もいるんじゃないかな。ライブ会場は子連れのファン向けの設備も充実しているんです。ファミリー席はもちろん、子どもがぐずったときのためのキッズスペースもあって、親としてはすごく行きやすいので、助かっています」
これからのモノノフとしての家族の推し活について聞いてみました。
「もちろん続けたいです!ももクロのグッズを買ったり、家族みんなでライブに行ったりしたいですねー。最近のももクロは、アイドルの枠を飛び越えてアーティストっぽくなっていると感じています。新曲を聴いてみると、曲調も少しかっこいい感じに変わってきました。だから、これからもももクロとして活動を続けてくれるんじゃないかなって…」
「ももクロは、エンターテイナーなんです。私は、ももクロの4人の日々努力する姿と、ファンを楽しませたいというプロ意識の高さが大好きです」
広がる!推し活の輪!
カヌレさんのご主人がもしモノノフじゃなかったら、カヌレさんはももクロの音楽を聴かなかったかもしれませんし、しまむらとももクロのコラボグッズを買わなかったかもしれません。
カヌレさんが邦楽が好きで日本語の歌詞をよく読むタイプではなかったら、ももクロのことを好きにならなかったかもしれません。
そう考えると、カヌレさんとご主人との出会いはとても運命的です。こういう出会いを「縁」と言うのかもしれませんね。
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