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西川貴教さんのガチオタに西川貴教さんの魅力を聞いてみた【インタビュー】

推しという言葉は、いつ生まれたのでしょうか。

国語辞典の編纂者である飯間浩明さんは、このようにツイートされています。

 「推し」という言葉が一般的になって約10年。私自身、以前はかなり抵抗のあった「推し」という言葉ですが、今ではあまり違和感を覚えることなく使っています。

最近は、ロシア侵攻をはじめ理不尽な事件や事故など、胸が苦しくなるニュースが続いています。暗いニュースに気分が沈んだとき、「好きなものや人」に元気をもらった経験はないでしょうか。また、誰かの「好きなものや人」の話を聞いているだけで、なんだかハッピーな気持ちになったことはありませんか?

「推し」について話しているときは、誰もが笑顔になるのではないか。

そう思った私は、noteで推しがいる人のお話をたくさん聞いて記事にしていきたいなと考えました。推しがいる人の「推し」の話を聞いて、私もほっこりしたいのです。

そんな記念すべき第1回目の今回、「推し」について話をうかがったのは、Makoさんです。Makoさんは、外資系の企業で働きながらライターとしてもご活躍中。ライターのトイアンナさんが主催しているライタースクール「書く学校」で一緒にライティングの勉強をしている仲間です。

MakoさんはT.M.Revolutionabingdon boys school としても活躍する西川貴教さんのファンで、20年近く推し続けているそう。西川貴教さんの魅力、推し活の実態についてお話をうかがいました。

「出会いは学生のころ。西川くんの地元までライブ遠征して推し活しています」

――Makoさん、今回はどうぞよろしくお願いします!
Makoさん(以下 Mako):よろしくおねがいしまーす!

――西川貴教さんを好きになったのはいつですか?また、日頃どんな「推し活」をされていますか。
Mako:西川くんを好きになったのは、20年くらい前の学生だった頃です。今はちょうどT.M.Revolutionのデビュー25周年の単独ツアー中なので、西川くんの地元滋賀県まで遠征に行って推し活をしています。他には、西川くんのグッズを買っています。ファンクラブももちろん入っていますよ。

――西川貴教さんを推し続けていて、一番うれしかったことは何ですか。
Mako:今年、25周年のタイミングで、私の好きなサポートメンバーが揃ってくれたことが一番うれしいかもしれません。今開催中の単独ツアーで、西川くんをサポートしているサポートミュージシャンがいるのですが、そのメンバーは私が一番好きだった黄金メンバーで。ツインギターの一人は7年ぶり、ドラムの人は15年ぶりにライブに参加しているのです。黄金メンバーがこのタイミングでそろってくれたのは、たまらなくうれしいです。

――そうなんですね!ライブを最前列で見たとかかなと思っていたんですが…。
Mako:確かに!最前列でライブを見られたのもいい思い出ですが…。今回のサポートメンバーについては、音はもちろんメンバー同士の絆とか関係性とかチームワークとかをライブで見られることがうれしいんです。 

「西川貴教さんの生き様が好きなんです」

――では、ズバリ、西川貴教さんのどこが好きですか?
Mako:えーっと…。西川くんを好きなことが当たり前すぎて、最近はどこが好きだとか考えていなかったです。そうですね、ズバリ西川貴教の生き様!です。もちろんライブも好きです。私は西川くんの魂のこもった歌声が好きなんです。

2019年、西川貴教の本人名義では初となる全国ツアーにて(Makoさん提供)

――それは憧れとか、西川くんみたいな人生を歩みたいとかそういうことですか。
Mako:(少し考えてから)いえ、憧れとはちょっと違うんですよね。とにかく生き様が好きなんです。プロとしての高い意識だとか。

――じゃあ、もし西川くんが引退することになったらどうしますか。
Mako:それは…全く想像ができません。私は、死ぬまで西川くんを追い続けようと思っているので。私にとって西川くんを推すことは、「生きていくための心の支え」で、西川くんは私の生活の一部なんです。

――ここまでお話をうかがってきて、Makoさんの「推し活」には、主に西川くんの音楽活動を見たい部分と、西川くんの生き様や人生を歩む姿を見ていたい部分の2つがあるように感じました。
Mako:確かに!実は、西川くんが筋トレを始めて、ベストボディ・ジャパンという大会に出場すると耳にしたときには、「え?なんで?」とは思ったんです。
筋トレを始めた当初は、ライブやパフォーマンスのための体力作りだったので納得していました。だけど、大会に出るのはちょっと違うなって。
でもよく聞いたら、コロナ禍でみんなが家に引きこもって気持ちの落ち込んでいるところに、自分が頑張っている姿を見せることで何か伝えられたらと言っていて、「西川くんらしいな」と思いました。
そういう意味でも、私は、西川くんの音楽活動を見続けたいし、そういう考えができる西川くんが素敵だなって。西川くんのそういう姿勢が好きです。 

2018年、西川貴教さんが立ち上げた「イナズマロック フェス」にて(Makoさん提供)

――それって、西川くんを尊敬しているってことなんでしょうか。
Mako:うーん…。尊敬とはまた違うんですよ。確かに、西川くんが東日本大震災のときに「STAND UP! JAPAN」という団体を立ち上げて活動をしているところは尊敬していますけど…。
なんだろう、なんで好きなのかな…言葉にするのが難しいです。理屈じゃないんですよね。なぜ好きなのかうまく言えないけれど…。でも西川くんの話なら何時間でもできますよ!(笑)

憧れとも少し違う「推す」という気持ち

私がMakoさんにお話をうかがって印象的だったことは、Makoさんは、憧れや尊敬とはまた少し違う気持ちで西川貴教さんを推しているところです。ライブなどのパフォーマンスも好きだけれど、それ以外の西川貴教さんのプロ意識、姿勢が魅力的だと思われていることが分かりました。

西川貴教さんを推すことが生きるための心の支えだと話すMakoさん。少し早口でうれしそうに「西川くんは…」と話すMakoさんの声を聞きながら、私は自分の心がほっこり温かくなっていくのを感じました。


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