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【読書感想文】好きな人が、好きなことは、好きになる
2日続きの読書感想文です。今度はステキおにいさん福田淳さんの本です。福田さんは、たまに私の悩みや私が考えた仮説を聞いてくれたり、おにいさんがやってたバーで一日ママ「スナックゆみこ」をやらせてくれたりする人です。
で、今回の本「好きな人が、好きなことは、好きになる」ですが、めちゃいい!これまでに出た福田さんの本の中で一番好き!仕事の合間とか、寝る前なんかに読むと、「フムフム、キミ良いこと教えてくれるね」という感じになります。自分の中でモヤモヤしていたことをうまく言語化してくれるというか。生きていく姿勢の中で大切なことのエッセンスを簡単な言葉で教えてくれます。
アンラーニングとか、相手の予定を確認しないで電話しろとか、仕事を断るとか、例外ネズミとか、いろいろな面白いことが書いてあるので、クスッとすること請け合いです。
特に本の中で話されている「アート経営」については、最近私が思っていたこととで、いろんなところで説明されているアート経営の定義より、福田さんの記述がピッタリきました。
あと一つ、私は今までの人生、ほぼエンタメコンテンツの仕事しかしたことがありません。人からなんで?と聞かれると、「あってもなくても死なないことをやっていくのが好きだから」と答えてきていたんですが、最近それは変わってきているような気がしていて、モヤモヤと考えていたんですが、この本には私的にそこにスティックする下記の言葉が書かれていました。
人類の歴史は暇を作る作業
そうそう、ほんそれですよ。人類は頑張っていろんなことを便利にしたり、時短をした結果、実は昔より圧倒的に人の余剰時間は増えています。
ギャートルズ時代の人たちは、お父ちゃんが狩りに行ってマンモスを採ってくるだけで一日が終わってましたけど、今はそうじゃない。
結果、暇つぶしが出来るエンタメコンテンツの重要性は時代とともにどんどん上がっているわけです。なきゃ死ぬほどではないけど、私の子供の頃くらいと比べても圧倒的に上がっている。もちろんこれにはインターネットの影響が多いわけですが。
そして人類はその余剰時間をスマホに全振りしているなあと思っています笑
で、今は余剰時間にすることなんでもかんでもがスマホとの取り合いに。。
話を戻します。この本ですが、こんな感じで日頃感じてるちょっとしたモヤモヤを言語化してくれる、もしくはもっとモヤモヤさせてくれますので、みなさまの休憩時間のお供にどうかと思います。
ではまた。
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