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こんにちは。ブルです。 物書きどころか文才が全くない為、お見苦しい所が各所あるとは思い…

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こんにちは。ブルです。 物書きどころか文才が全くない為、お見苦しい所が各所あるとは思いますが暖かい目で見てくれたら嬉しいです。 基本的には自分の半生を書きたくて始めました。 よろしくお願いいたします!

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箸休め編 佐田

私の職場には変わった男がいる。 軽く説明すると、雨の日にスニーカーで来てビショビショに濡れて次の日は天気にも関わらず、スニーカーが濡れてしまったと言う理由で長靴をはいてくるワンパク野郎だ。 決して悪い奴ではない。 寧ろいい奴だと思う。 しかし、イライラするのだ。 外人のお客さんの家と言う認識だけで、土足で家に上がり外人に土足で何故家に上がる?と説教された事もある。 車の中で隣でLINEをしている佐田に、年上の私が 次のお客さんは何時の予約? と質問をしたら マジでそ

    • 番外編 不思議な体験

      たまたまかもしれないし、疲れから来る錯覚の様なものかもしれないので話半分に聞いて欲しい。 当時、高校生から20代半ばにかけて不思議な事が度々あった。 決まってほとんどは自分の部屋で起こるのだが、金縛りがとにかく多かった。 金縛りといってもレム睡眠から来る金縛りっぽいものから本当?の金縛りの2種類あって、どちらもあった。 後者の本当の様な金縛りになるとタチが悪い。 当時、クローゼットがあったのだがベッドに寝てる状態の足の方向に置いてあった。 金縛りにあってる時は当然全身が

      • 箸休め編 ゴンちゃん

        高校に入学する時、同じ中学からゴンちゃんと言う男が一緒の高校に入学した。 軽くどんな奴か説明をすると 心優しきフランケン が、しっくりくる。 高校はあまり質のいい高校ではなかった為に靴箱は鍵付きの靴箱だった。 そんな時に鍵を無くしてしまった俺は靴箱辺りに鍵が落ちていないか探していた。 するとゴンちゃんがやって来て理由を話すと、拳を一振り バキョッ 靴箱を壊して中身の靴を出してくれた。 ありがとうの前に明日の心配しかない。 そんなゴンちゃんと一緒の高校になって家の方向も一

        • 21章 練習の日々

          西口先輩にバンドを一緒にしようと誘われて、モキチを加入させてスリーピースバンドを組む事になった。 モキチにはまだ話をしていない為に西口先輩とモキチを誘って呑みに行く事になった。 このモキチと言う男は高校の同級生でありバイト仲間でもある。 大人しい性格で掴み所のない男だ。 背も小さく、声も小さい。 自分の主張が苦手な性格のモキチにはずけずけと人の心に入り込む俺みたいな奴が合うのかもしれない。 席につき、注文を終えてビールで乾杯をしてから本題に入った。 モキチ西口先輩と俺

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        箸休め編 佐田

          箸休め編 佐田 2

          また佐田の話をしよう。 この男はとにかく浅いのだ。 研修生の男の子が来た時の事だ。 佐田と私の所に研修をしに来た男の子は1日一緒に仕事をする事になった。 そもそも朝から佐田の様子はおかしかった。 緊張しなくて大丈夫だって!と言いながら研修生の背中を叩いて見せる佐田。 何だ。このお兄さん感は。佐田のクセに。 私の性格が悪い様だが、いつもの佐田を見ている私からすれば違和感しかない。 朝から何か腹が立っていた私は、お前が言うな的な突っ込みをしたい気持ちを抑えつつ様子を

          箸休め編 佐田 2

          番外編 西口淳 という男

          俺の永遠の憧れ、西口先輩を知ってる限りの西口先輩になりきって書いてみたいと思う。 名前は西口淳(仮名) 4個離れた兄貴と、母ちゃん父ちゃん婆ちゃんの5人暮らしだ。 爺ちゃんは生まれてすぐに亡くしている。 よくある一般的な家庭に育った俺は特に取り柄もなく幼少期は過ごした。 ただ、親からすれば幼少期が1番手がかかったらしい。 確かに、幼少期の俺は友達に怪我をさせては母親と友達の家に謝りに行っていた。 幼稚園でも先生の言う事を聞かずに暴れていたとよく母親から聞かされた。 小

          番外編 西口淳 という男

          20章 バンド!!!

          ライブも終わり打ち上げに来ていた。 居酒屋の座敷で、ライブでドラムがうまく出来なかった事に悔やんでいると隣にミキが来た。 おつかれ! めちゃ楽しかった! ブル緊張してんの伝わり過ぎてこっちも緊張したわwww でも練習の成果出てたんじゃない? 1週間でしょ? うん。。。 正直やっちゃった感しかない。。。 でも、何か楽しかったのは楽しかったんだよね!何て言うか。。。いつもライブしてる側の人にのってる側じゃん? それが、こっちの音にのってもらってるの何か不思議な気分だったけど

          20章 バンド!!!

          19章 七日間戦争

          木村さんに1週間みっちりドラムの練習をお願いした。 木村さんは長い目で見てくれている為に、スティックの握り方を先ずは覚えてと言ってくれたが1週間後にライブを控えている俺はそんな事言ってられなかった。 ライブでスティックを握れた事を喜んでくれる人などいないからだ。 本当は先ずは暇な時スティック握って3ヶ月くらい生活して欲しかったんだけどなぁw でも1週間後ライブでしょ?w そりゃヤバいねww 生意気言ってすいません。 そーなんですよ!ライブが終わったらもぅずっとスティック握

          19章 七日間戦争

          18章 無謀な挑戦

          ライブにも常連レベルに足を運ぶようになり、ライブ仲間も本当に増えた。実は少しだけ欲が出ていた。 自分もライブに出たい。 西口先輩のバンドのタカシ君は同い年でドラムをしていた。 いつも目に留まるのはタカシ君のドラムだった。 最初はカッコいいなぁ〜くらいだったのだが、ライブに通うにつれて叩いてみたいに変わった。 そして。。。 西口先輩に学校帰りにドラムに興味を持った話をしてみた。 先輩、唐突なんですけど俺ドラムやってみたくて! ドラム?え、いいじゃん! 楽しそうw

          18章 無謀な挑戦

          番外編 父親

          高校生活もアルバイトも仲間と一緒にいるのも本当に当時は楽しかった。 唯一引っかかっていたのは父親だ。 ただの愚痴になってしまうがたまには言わせて頂きたい。 正直、父親の事が心底嫌いだった。 親子とは言えこちら側がこんなに嫌いなんだから父親も自分の事は好きではないはずだ。 高校の仲間と遊ぶと親の話になりがちで、皆親がマジダルいやら、親なんて死ねばいいやら、ウザいキモいと言いたい放題だ。 でも、仲間の前では親の悪口は言わなかった。何か凄くかっこ悪いと言う認識が強かった。

          番外編 父親

          17章 西口先輩

          留年してから西口先輩とよくつるむようになった。 ライブに足を運び、知り合いも増えた。 今までにない楽しみを見つけ毎日が本当に充実していた。 そんなある日の事。 西口先輩の部屋に来ていた。 先輩、キモイ事聞きますけど何で仲良くしてくれんすか? 。。。本当にキモイな。 え。。。気持ち悪いな。 楽しいからだよ。それ以外ねーべ。 後は、きっかけだけど何か俺2年遅れて入学してさぁ。何かお前留年したじゃん?他の奴辞めてく中でなんだかんだ辞めねーで学校来てんじゃんよ? 何か近いもん

          17章 西口先輩

          16章 宝物

          家に帰り、西口先輩に借りたCDをすぐに聴いた。 聴いた事がない。。。何だこれは。。 とにかくカッコイイ!!! ヤバい!!! 全曲30分くらいだろうか? 夜中までずーっと聴いていた。 当時はパソコンとかは無いためにテープに録音した。 次の日 仲間に西口先輩のライブの話をしてまわった。 え?マジ?先輩の家行ったの?ブル? うん!ヤバかった。。。めちゃくちゃお洒落だったし、見たこともねー黒い洋酒の瓶とか。。。 ウイスキーだよそれ!ヤバ!鏡月か発泡酒しか俺ら呑まねーもんな。

          16章 宝物

          15章 急展開

          俺、ブルは高校1年の時に留年をした。 留年したけれど、親友のシンゴも同じ年に1年遅れて入学してきた事もあり中学の時の様に自転車を2人乗りで登校する事になった。 クラスは違うが、留年して1つ下の後輩と生活するのは少し抵抗があった為に心強かった。 元々後輩が苦手な俺はやっぱり出だしは悪かった。 シンゴはと言うと、コミュ力のシンゴと言ってもいい程コミュニケーション能力に長けている為に後輩の人気者になっていた。 シンゴはマミと言う彼女が同じ学内にいる為帰りはお互い別々に帰った。

          15章 急展開

          番外編 タツヤ

          高校1年に上がった時、やたらうるさい男がいた。 タツヤだ。 背が小さく、ロン毛茶髪の腰パン。 何かと理由無く先生に食ってかかる言えばめんどくさい男だ。 ヤンキーは何人もいたが、タツヤは少し浮いていた。 中学が違った為にどんな奴か知らなかったが、タツヤと同じ中学だった友人にタツヤって奴知ってる?と聞いた事がある。 あ〜、タツヤかw あいつイジメられてたよw あいつが悪いのよ、いきなり自分に似合わない事しだしてさw 小学の時から何かイジメられ気味だったけど、中学に上がっ

          番外編 タツヤ

          14章 留年

          高校の時は本当に勘違い野郎だった。 先生に暴言を吐き、勉強なんてする気もなかった。 当然、期末テストで点数なんて取れるわけもない。 留年である。 落ち込む自分に腹が立った。 だって分かりきっていたからだ。 しかも、落としたのは現代と家庭科。。。家庭科である。 家庭科の教師とは本当に仲が悪かった。提出物を出せば上げてあげると言われ提出物は出したが留年した。 当然責め立てた。 しかし、あの態度で本来なら確定していた所を提出物を出せば上げてあげると言う先生の言葉は本心だったと

          14章 留年

          13章 迷走

          完全に迷走していた。 毎日楽しいはずが、違和感と不安に押し潰されそうになっていた。 学校は寝に行っていた。 周りはどんどん学校を辞めて行く中、俺は辞める事なんて頭に浮かばずにただただ遊び続けた。 その時、親友のシンゴが焼肉屋でアルバイトをやり始めた。 そこの焼肉屋には自分の学校の女の子が2人いた。 1人はミキ、同じクラスだ。 2人目はマミ、違うクラスの女の子だ。 その2人は俺とシンゴみたいな関係でとても仲のいい2人だった。 そんなある日の休み時間にマミが声をかけてきた

          13章 迷走