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今年は全然映画観られなかったけど、来年もきっと観ないだろうな

この時期にはなると、今年のベスト!的な記事が雑誌やSNSであふれるが、私は今年はついに新作映画を映画館で3本しか観なかった。

以前は年間100本観ていたが、今ではそんな時間はない。今年観た3本は、『エヴァ』、『DUNE』、『モノス』だけ。後は『マトリックス』は観たいので年末に行こうと思っていて、『最後の決闘裁判』は配信待ちか……。

てな感じで、映画は私の中で、『ブレードランナー2049』をもって完結したのであって、あれだけを愛でていれば良いのである。

私も以前は今年の映画ベスト!なんて自分で書いていたが、悲しくなった。と、いうのも映画は時間を食うので、100本映画館で観てたりすると、移動時間とかも含めて、300時間とかを無駄にするのである。無駄にならない映画は毎年5本くらいしかないので、95本は記憶から飛んでしまう。
95本というと、150,000円くらいかかるし、予告編とかも毎回10分くらいあるので、下手したら1000分、つまりは17時間も予告編を観ている計算になる。なんというしょうもない時間!

映画も、評論家はともかく、ライターは稼ぐためにすぐに傑作、名作を連呼して、演技力が、演出が、とか的の外れた感想ばかり書いていてうんざりする。その人個人の思想や視点が入っていたら(俺理論でもいいので)読む価値があるのだが、全部いっしょだし、最近はポリコレポリコレで映画業界は本当に酷い界隈で、読んでいて息苦しい。
映画の中の差別などを叩く前に、エロバナーを駆逐する運動をしてくれないものだろうか?

映画を観ていても、胸が踊らなくなった。ゲームも同様。漫画もほとんどがそうである。私は既に魂が死んでいるので、もはや楽しいものはそんなにない。

その中でも、小説は割りかし好きである。読んでいて、楽しい。
来年は、識らない作家に出会いたいと思う。たくさんいるけど、好きになれる作家は少ない。私の価値観を破壊するほどの作家、たまに会えるからやめられない。そんな作家に来年もまた、お会いできますように。



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