見出し画像

2023.1.30 グローバリズムの反対 三橋貴明氏

絶句!カネごときが理由で国宝を守れない国は亡びるよ!【三橋TV 第658回】 2023.1.30

https://www.youtube.com/watch?v=TUEl1cVMMxI


インターナショナリズムは 「文化」的🌟

1:36~

三橋氏
今日はね、「文化」の話なんですけどね。

高家氏
「文化」?

三橋氏
うん。 先日、ウクライナ人のユリアさんアルゼンチンタンゴを踊ったじゃないですか?

高家氏
はい。

三橋氏
あれ、文化的に何を意味するかわかるかなぁ?

高家氏
文化的に?

三橋氏
「インターナショナリズム」です。

高家氏
インターナショナリズム?

三橋氏
うん。「グローバリズム」じゃないのよ? 「インターナショナリズム」

私は「日本人」。ユリアさんは「ウクライナ人」。
踊ってるのは「アルゼンチンの文化」でしょ?
で、それをお互い「弁えてる」わけですよ。

「国境がない」なんて誰も思ってなくて、「日本人の私がウクライナ人とアルゼンチンタンゴを踊った」と、いうことなんですよね。
それぞれの、なんでしょうね?「在り方」っていうのを認めた、あるいは「人種」も含めてね、あれは「国民性」かな? 「国民性」認めた上で、その「異なった文化を弁えたうえで」楽しむ。
これが「インターナショナリズム」なんです。

グローバリズムは 「画一」的🍂

「グローバリズム」って「1つの文化を全員楽しめ、国境も国民も民族もねぇんだ〜」みたいなこれが「グローバリズム」なんです。
だから私はあれは「インターナショナリズムを実現した」んだけど、誰か、気付いてくれたかな?

え〜、「ナショナリズム 対 グローバリズム」ということです。
「ナショナリズム」ここらへん前から話してるから今日話さないけど、

まず「文化的」なのが「ナショナリズム」ですね。
「グローバリズム」は「野蛮的」なんですけど、なんで「ナショナリズム」が「文化的」かというと、ナショナリズムって「国民意識の醸成」じゃないですか。‥「国民意識」のことですね、「国民意識」ですね「ナショナリズム」っていうんだから。

その「ナショナリズムの醸成」のためには「文化」が必要だからです。

ナショナリズム醸成のために「文化」が必要

「同じ文化をみんなが共有している」、同じ共同体を「一つの文化で染め上げるましょう」ってこれ「ナチス」っていうんで、そうじゃなくて、
私と高家さんがこの文化でつながっている、高家さんとあなたがこの文化でつながっている、と。全体的にもう全部「日本文化」です〜。で、あれは×○×○やったことないから」みたいなね。

私あれですもん、「茶道」とか「華道」とか「日舞」とかやったことないもん。
でも「日本の文化」だってのは知ってる。
それやってる方がいて「すごいですね〜」みたいな感じで共通の意識が醸成されるわけですよね。

華道やってます?まだ?

高家氏
あ、やってます。

三橋氏
やってますでしょ?
あれは、だから「何でやってるのか」っていうと、楽しいからじゃないですか?

高家氏
はい。

三橋氏
楽しいからやるわけですよね。
そういう楽しみ、エンタメ含めた部分のみんながなんとなくやってる人もいれば、やってない人もいるんだけど、「共通認識」としては持ってるわけですよね。
それで「同じ共同体の一員だ」っていう、そういう「安心感」を与えるんです。
これが「文化」。

「共同体」意識が「文化」を生む

じゃあ「アルゼンチンタンゴは何か?」というと、あれは「アルゼンチンの文化」ですよね?

高家氏
はい。

三橋氏
「それ(アルゼンチンの文化)を、ウクライナの女性と踊る」ってわけだからまさに「インターナショナル」、「国際的」なんです。
あれ、「国際的な文化の実践」っていうのを私やったんです。

それに対して「グローバリズム」っていうのは、「文化」について「金」で換算するんです。

高家氏
ほぅ。

「グローバリズム」=「金」

三橋氏
「これ、いくらなの?」「なんでそんな金出してやってんの?」それを「野蛮的」って言うんです。

で、さらにこっちは「インターナショナル」だから「国境の際(きわ)」、「国の際」を弁えてるんですけど。
こっち「ボーダレス」的ですよね、「グローバリズム」、「国境なんていりませーん」

高家氏
例えば、「どんな状況」があるんですか?

三橋氏
「ボーダレス」って「すべて同じ国民」「すべて同じ言語」「すべて同じ貨幣」で、本当の意味での「自由」です。
「守ってくれる共同体がない」です。
これはね、「トマス・ホッブズ」の言う「万人の万人に対する闘争」の世界なんです。

だって、結局「共同体って何のためにあるのか?」って言ったら、一つの理由が、まぁ「安全保障」含めた「守り」じゃないですか。「守ってくれる」‥。

だから、高家さんが外国に旅行に行って、そこで問題が起きちゃった、と。トラブルが起きますよね。
そのとき一応、一応?っていうか、ちょっと自信がなくなってきちゃったけど、その現地の「日本の大使館」とか「領事館」が「助けてくれる」はずなんです。

高家氏
うんうん。

三橋氏
そういう話ですよね。‥そういうのも(グローバリズムは)「ない」んです。わかりやすいでしょ?

だから「どこに行ってもいいですよ」と、「好きに行ってください」
でも、そこでトラブルが起きても「全部自己責任ですよ」と、‥これが「ボーダレス」です。

高家氏
「地球人」みたいな感じ?

三橋氏
「地球人」。あるいは、「ガイヤー市民」ですね。「地球市民」でもいいですけど。

これなんか変な話なんだけど、この「グローバリズム」って、いわゆる「共産主義」と非常に相性がいいんです。

「グローバリズム」と「共産主義」は相性がいい

高家氏
どんな感じなんですか?

三橋氏
「共産主義」って、もちろん元々「マルクス」ですよ? 思想的にはちょっと「ルソー」なんですけどね、始まりは。
「マルクス」が、その、「今の資本主義っていうのは、資本家がかなりの利益の部分を持ってっちゃう」と、「これが搾取だ」と。
「だから私たちが働いたとして、自分たちが生み出した「付加価値」をまるまる入るわけじゃないんだ」
そのうちの「一部(何%)」を「資本家」が持っていっちゃうの、「利益」として。

これ、「当たり前」なんだよ、「利益」のためにビジネスをやってるんだから、という話なんだけど、
「それが搾取である」と。

じゃあ、どうしたらいいんですか?と。

「資本」について、「コミュニティーが持てばいいんだ」と。これが「ルソー」チックですけどね。

高家氏
「コミュニティー」?

三橋氏
「共同体」です。「労働者の共同体」、
「コミュニティーがその資本を管理すればいいんですよ」と。

で、さらにですね、「マルクス」の発想はですね、「いずれ地球全体の資本が一つの労働者のコミュニティーによって管理される時代が来るんですよ」ということを言ったわけですね。
それが「共産主義社会」です。

ルソー 「資本を管理するのはコミュニティーだ」

高家氏
その「一つの労働者のコミュニティー」って何なんですか?

三橋氏
ん? 何かわかんないけどね。「そうなるはずだ」と。
「それが人類の進化である」って発想なんです。

高家氏
ふぅ〜ん。

三橋氏
まぁ「原始共産主義社会」の「地球版」ですね。

これ、「ルソー」と考え方一緒なのね。
「ルソー」は「私有財産」が大嫌いだったの。
何でかというと「自分が不幸」だったから、「財産持ってない」んで。

「何であいつら」元々は「地球」じゃないですか「土地」って言ったって、なんでそこの「土地の所有権とか主張してるのおかしい」と、
あるいは「身分があるのがおかしい」って感じで。

まぁ、その影響を受けたのが「マルクス」
そうすると、地球上がまっさらな「労働者のもとで資本が管理されるユートピアが実現しますよ」みたいな、ウソ話なんだけど。
何となくわかんないじゃない? 特に「搾取されている労働者の方々」ってね、いわゆる「プロレタリア」ですね、「霧散主義」ですね。

+ マルクス 「まっさらな地球に一つの労働コミュニティーを作るべき」

で、実際に最初に「革命」が起きちゃったのが「ロシア」ですね、「ロシア革命」なんだけど。
そこで、その後「ソ連」ができまして、そこで「露ソ連対立」が起きちゃった。

「トロスキー」、実は「レーニン」もだったんだけど、「トロスキー」たちは「マルクス」の「理想」、「思想」っていうより、「理想」だね、「この革命は世界に広がるべきだ」「革命を輸出するべきだ」と、いわゆる「世界革命論」っていうのを唱えたんです。

高家氏
えっ?

三橋氏 (それ)「グローバリズムじゃねぇか〜」と。

高家氏
確かに。

三橋氏
でしょ?

彼、「スターリン」は「一国社会主義」だってことで、「それ無理だから」って話でソ連と終わらせようとしたんだけどね。
その「露ソ連対立」があったんですけどね。

でも基本的に元々の「共産主義」っていうのは、「国境の否定」なんです。
「私有財産の否定」であり、「国境の否定」です。

じゃあ、「誰が物を持つの?」っていうと「コミュニティー」なんです。
「地球を覆い尽くすコミュニティー」

高家氏
え、今も「共産主義」の国って「コミュニティー」が(資本を)持ってるんですか?

三橋氏
「共産国」自体が「共同体」になっちゃってるじゃないですか。
だから、あれは「マルクス」チックじゃないの。本来の「共産主義」じゃないの。

で、日本で「面白いな〜」と思うのが、そのいわゆる「新左翼」ね。

ちなみに「日本共産党」は途中で「世界革チックな思想」を捨てたんだけど、それに不満を持った学生たちがですね、「学生運動」みたいなので、かなり戦ったわけですよ。
「全共闘」とか「軍」とかですね。

そこと「グローバリズム」が「がしゃ〜ん」って手をつないだ。

高家氏
ほぅ。

グローバリズムと共産主義は、 「共同体の否定」

三橋氏
これね、「根本に何がありますか?」
要は「共同体の否定」なんです。方向は違うんだけど、「共同体の否定」です。

「「共同体」なんてものがあるからダメなんだ」、という話ですね。
「それをなくしてしまえばいい」
‥あ、それ「グローバリズム」じゃん?

高家氏
はい。

三橋氏
「世界革命」でも「グローバリズム」でもいいんだけど、発想はそれ、「共同体否定」なんです。
だからめちゃめちゃ(グローバリズムと共産主義は)相性がいいんです。

朝日新聞産経新聞が、なんで同じように「グローバリズム」推進するの?っていったら、同じだからね、元々。あいつらの発想っていうのは、「共同体否定」ですね。

「TPP」とか、だからあれは「自由貿易協定」じゃないですか、まぁ、一種の「グローバリズム」なんですからね。
なんで産経新聞も朝日新聞も賛成してるの? 元々そうだから。

本来の意味の「共同体」的な、例えば「大手紙」って、今「ない」からね、「テレビ」もないけど。
なくなっちゃったの。
昔からそうだったわけじゃないけど。

ということで、「文化までもが、金に換算される」、なんでかっていうとこっちの考えしかないから、彼らは。
だって「共同体を否定」してるわけだから、「共同体の重要性のために文化があるんですよ」って言っても、「なにそれ?」って。
わかりますでしょ? そんなことをしても意味がないんです、彼らにとって。
「国の際(きわ)」なんかないんだから、「国境なんか捨てて一つの地上にしよう」ってことで、実は「市場原理主義」ともつながるんです。

「市場原理主義」


「グローバリズム」の根本(に)「市場原理主義」があるから。
‥っていう対立があるわけです。
だから私わざと踊ったの。

例えばですよ、まずないんだけど「可能性がゼロでない」って意味で言いますよ?
「ウクライナと日本が戦争すること」って「有り得る」んですね、論理的には。
「アルゼンチンと戦争すること」も「有り得る」わけ。

だから「一緒に」なんてことをやらないで、「お互い別の国民である」ってことをわきまえて「それぞれの国の文化」を、みんなで一緒に楽しんでいいんだと思うんだよね。
それをやったんですけどね。

で、この「カネ、カネ、カネ」とやっていた日本が、「文化」が、もうね、本当に「大変なことになっている」
という、ちょっとこれはですね、絶句した記事でございます。

1月11日のエントリーですね、『「カネ、カネ、カネ」では文化を守れない 』っていう話なんですが、ここで取り上げたのがですね、これを言っています。

「国宝」を「カネ」で換算する「野蛮な人」たち

「文楽? そんなのカネになるの? 予算カット!」ってやった大阪市長がいたわけです。「橋下徹」ですね。
「博物館の学芸員にはビジネスマインドが足りない」って言ったやつがいる。「山本幸三」ですけど。
そういうのを「野蛮」っていうんです。「野蛮」。
そもそも「金に換算」するもんじゃないんです。特に「山本幸三」の方がビックリしますね、

「博物館」って、特に子どもたちが博物館にいって、それで「ああ、こういう文化なんだ、日本は」という形で「共同体意識を醸成する場」じゃないですか。
「我々の先祖はこういうことしたんだ」、それを誇りに持ってると。

っていうのの学芸員に「ビジネスマインド」求めるって何だ?と。
要は「インバウンド」ですよ?

高家氏
ああ、なるほど。

三橋氏
「外国人観光客からどれだけ金を奪い取れるか?というはなしじゃねぇか」とこれ。
我々の先祖が残してくれた素晴らしい遺産を「ネタ」にして
「恥ずかしいと思わねぇのかな」と思いますね。

でも、そういうことを平気で言うような国になっちゃったんですね。

で、この根本「何があるか」というと、もちろん「グローバリズム」チックな発想もあるんだけど、ちょっとね、大変なことになってるんですね。

「東京国立博物館」の危機

「東京国立博物館の館長が緊急寄稿「このままでは国宝を守れない」」

これね、よく言ってくれたと思うんだけど、のっけから「財務官僚には」って書いてある。

「財務官僚には、文化財の持つ普遍的価値と後世に継ぐ重要性をもっとよく認識してもらいたい」

「もっとよく」というか、あいつら(財務省)、認識してないと思います。
「東京国立博物館館長」の「藤原誠氏」が月刊「文藝春秋」に寄稿してですね、「何とかしてくれ」と訴えたわけですね。

「東京国立博物館」は「日本最多」の「国宝を 89点」所蔵しています。「国の宝」です。
で、昨年の秋に「国宝 東京国立博物館のすべて」(が開催された。)私、行ったの。
「チケットは連日完売するほどの人気を博した。」ってこれ、大変な話をしてるわけじゃなくて、それだけ日本人が大事に思ってるんですよって話だと思うんですけど、
それがですね、大変なことになってまして、

「国宝が危うい」、

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ロ○アのウク○イナ侵攻によるエネルギー危機による。電気やガスといった光熱費が世界的に高騰するなか、東京国立博物館(以下、東博)では光熱費の予算2億円に対し、その倍以上となる 4. 5億円もかかる見込みとなっている。
「国からの交付金が年間わずか約20億円に過ぎない小さな予算規模の東博で、年間約 2,5億円も新たに負担することは非常に困難である。」(後略)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「ロ○アのウク○イナ侵攻によるエネルギー危機」によって「電気」や「ガス」といった「光熱費が上がっちゃった」わけです。
「東京国立博物館の光熱費の予算」は「2億円」なんですが、実際には「 4. 5億円 」もかかる見込みとなっている、それが出せない‥
こう言っちゃあなんですが「 2. 5億円 」ですよね?高々‥。

「電気代高騰」の原因は「ウク○イナ侵攻」‥戦争?

「国からの交付金が年間わずか約20億円に過ぎない小さな予算規模の東博で、年間約 2,5億円も新たに負担することは非常に困難である。」
ということで、ずっとこのあと寄稿続くんですけど、こんな状況なんですよ?「国宝」ですよ?「国宝」
「国宝だけが大事」って言ってるわけじゃないですよ?
我々の先祖が残してくれた、素晴らしい「遺産」

高家氏
それが、守れない?

三橋氏
それが、守れない。「電気代の高騰」で。

高家氏
お金の問題で?

三橋氏
「お金の問題」で。「財務省が予算出さないから」ですよね、‥ここまで狂ってますよね?

で、こういう記事が出るとですよ、これ本当絶対みんなに言ってほしくないんだけど、絶対こういうこと言うやつが出てくるわけ。

高家氏
なんですか?

三橋氏
「クラウドファンディングで電気代を集めればいいんじゃないの?」みたいな。

高家氏
ああ〜、ありそうです。

三橋氏
ありそうでしょ?

そうじゃないよね?
「国宝」というか、「日本国民の至宝」ですよね、「国宝」を含めて全部が。
それ、守るために予算削るような国は「滅びろ」ですよね、もはやここまでくると。
そのぐらいですね、財務省は「くるってる」んですよ。

すごいでしょ?「その状況で文化、守れますか?」ということです。
このままだと、本当にね、「国宝」とか「重要文化財」含めて日本の、その我々が先祖が遺してくれた「遺産」っていうのが「朽ち果てていく」んだろうな、と。

そのあと、「何が残る」んでしょうか?

高家氏
何が残るんですか?

「世界はひとつ」の出来上がり

三橋氏
「まっさらな日本」だよね。

「かつて「日本国」と呼ばれていた何か」が残るんじゃない?

高家氏
‥土地?

三橋氏
土地。あるいは「かつて「日本人」と呼ばれていた人たちが住んでいる列島」みたいな。
で、「歴史」も「文化」も「伝統」もないかもしれない、ってなったらその時点で日本国は崩壊するんだろうな、って。

もちろん「皇統」っていう柱はありますけど、でも「国宝」「重要文化財」とか、それだけじゃないよ、様々な地方の「博物館」なんかに「展示」されてる、あるいは「貯蔵」されてる物、すら守らないですね、

それでなんかね、「保守」とか言ってるわけですよね?自民党の連中って。

「恥を知れ」

ですよ。

これは「緊縮財政派」だけじゃない、「積極財政派」含めて。なんだろ。それで「保守」とか名乗ってほしくない。
ちなみに私は「保守」じゃないんだけど。



続きはYouTubeで確認 🐾

https://www.youtube.com/watch?v=TUEl1cVMMxI


🐾 おまけ 🐾

別に頼まれていないけど、前やった占いのやつ、三橋氏の結果ものせとこう。
 
三橋貴明氏

運命タイプ B 「後手」「周到」
原典には「柔順なれば我に利」と記されているが、昔ならともかく、生き馬の目を抜くような現代社会では、そんなやり方が通用しないことも。この人生は裏切りがつきまといやすく、常に予断を許さない。周囲をじっと観察し、機を見て敏に動く動くことによって成功を手にすることが基本的な路線。家庭不和や仕事のトラブルを恐れていては、何事も成就しない。大切なのは、必ず後手に回るということ。まず相手の出方を見、そして傾向と対策を考えながら知識を蓄積し、完璧な人脈を形成して、油断なく行動に移ること。実力でのしあがる運命。また、恋愛では浮気や三角関係が発生しするが、相手に裏切られるのではなく、あなたががやむにやまれぬ事情で、浮気などの裏切り行為をしてしまう暗示。しかし、これらのトラブルは、恋を進展させることにつながる。

キャラクター 玄武(金)「大人」「脆さ」「支配欲」
シックな大人の魅力を漂わせ、目上の人と対等に会話ができる人。しかし、意外にも内面には脆さを秘めている。他人を支配したいという欲求も強いほう。
上の3つの要素がとけ合い、濃縮されて玄武のあなたの個性を築いている。
あなたの目には、同世代の人が単純で幼稚に映っている。あなたは精神的に大人。シックなムードがあり、男性なら渋い人、女性なら大人の色気が漂っている。恋愛でも仕事でも、年上の人と話が合い、それによって幸運を手にする。
しかし、見かけよりも精神的に脆いのは否定できない。おだてたり、逆にけなされたりする精神的な揺さぶりに、ひどく弱い。悠然とした感じを装うのは、そんな心の脆さを自分でもよく理解しているから。
また、あなたの心の裏側には、すべてを自分のものにしたいという欲望がうごめいている。愛を独占したい、仕事を牛耳りたいという支配的なパワーが感じられる。そのために、仕事でも恋愛でも家庭でも、相手を拘束しがち。それがかなわないと、極度のジェラシーや欲求不満でノイローゼ気味になる危険もある。ここは抑制したい部分。
point!  臆病で引っ込み思案なのに周囲からは脅威として受け止められる。優しさが認められるまでに、かなりの時間が必要な人。決して人を裏切りません。
弱点 天后星(金)
過去の異性問題をいつまでも引きずる。その執念さに恐れをなして、「付き合うのは仕事でだけ」と思われることがありそう。また、お酒の誘惑に弱い人。

成功するための処世術 天空(木)
これといった原因のないアクシデントが、あなたを高い場所へと誘う。人間の心のひだは、理屈ではわりきれないもの。そうしたことが絡み合うことによって、さまざまな出来事が発生する。それに立ち向かうことが、あなたの幸運の扉を開く。
しかし、あまり目立ちすぎる行動は関心しない。あなたの場合は周囲に手柄を譲る、いわば縁の下の力持ち的な立場をとることが、成功への原動力となる。ですから、「いるかいないのか、わからない人」と評価されることを目指して。ファッションも地味でなければいけない。弱い立場、虐げられてかわいそうだと思わせるような立場が、あなたの幸せには近くなる。これらの立場を保ち、消極的とも思える行動を続けていると、やがて、あなたが真に立ち向かうべき事態が発生する。
絶対に自分を主張せず、たとえ相手に非があったとしても、それに従う姿勢を忘れてはならない。もし、自己主張すれば、あなたの一生はうだつの上がらないまま終わる可能性が高くなる。
point!  仲間同士の定期的な飲み会やカラオケなどから、なんとなくきっかけが生まれ、なんとなくまとまっていくはず。この平凡な形こそ大切にすべきチャンス。
注意 朱雀(木)
充分な知識もないのに、人に自慢する態度が出る。自分の存在をアピールしたい気持ちが先走り、かえって周囲に不愉快な思いをさせてしまう。

(ΦωΦ)



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?