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【徒然草 現代語訳】第百四十七段

神奈川県大磯の仏像専門店、仏光です。思い立ってはじめた徒然草の現代語訳、週一度程度で更新予定です。全244段の長旅となりますが、お好きなところからお楽しみいただければ幸いです。

原文

灸治あまた所になりぬれば、神事にけがれありといふこと、近く人の言ひ出せるなり。格式等にも見えずとぞ。

翻訳

治療の灸を身体のそこかしこに据えてしまうと、神事に差し障りが出るというのは、昨今云われだしたことに過ぎない。古来よりの決まり事の文言には見当たらないそうだ。

註釈



昭和天皇の輸血の際にも、そんなようなことを云いだした人がいたように思います。

追記

お灸でダイエットに成功した人知ってます。

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