人間関係は「友人関係」を優先すると全部解決する。

ある哲学者が友人と人との関わり方について話していた。

君は哲学に通じているけど、僕以外の友人がいないのは何故なんだい?
「君ほど優秀」な人なら「多くの者」から「支持」されて「人気者」にだってなれるだろうに。

私は「私」でいるために「生きている」
多くの「他人」と「関わりすぎる」と私は「私でなくなる」
私が「君」と友人でいられるのは「私」にとって「君」といると「私」が「楽」だからこうして君と同じテーブルでコーヒーを飲んでいるのさ。

確かに「撲」も「君」といると「楽」だから
こうして君と同じコーヒーを頼んだわけだ。

しかし、何故多くの「他人」と「関わりすぎる」と君にとってよくないんだい?

簡単なことだよ。
私が多くの「他人」と「関わりすぎる」とこうして「君」と一緒にコーヒーが飲めないからね。
それは私にとって「楽」ではなく「苦」になるからさ。

なるほどそれはそうだ。

二人はお互いに笑みを浮かべながらゆっくりとコーヒーを飲んだ。

哲学者には妻子はおらず友と呼べる者は「彼」だけであった。
友人には妻子がおり幸せな家庭を築いていたが、彼の友人は「哲学者」だけであった。

世間が勤しむ中
二人は穏やかな時を最後まで幸せでいられた。


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