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”ほどほど”を抜け出して

皆さん、こんにちは!
すーです。

日に日に暗くなる時間が早くなってますね…!
1日は変わらず24時間のはずなのに、日が暮れるのが早いだけで、
1日が一瞬で終わったように感じる、今日この頃です……笑

ちょっと遅くなったのですが、
今日は最近訪れた大きな転機についてお話したいと思います。


このたび、2019年4月に新卒で入社した会社を、
2022年末に退職することになりました。

辞めた後のことを、まだ具体的に決めていないので、
今後の人生がワクワクするものでもあり、不安がいっぱいでもあるのですが…笑

最近人に会う度に「なぜ辞めようと思ったの?」と聞かれるので、理由や経緯を説明しているのですが、
自分の中で「変わらなきゃ!」と強く思えたことが退職を決めたきっかけだなと、話していて改めて感じました。

なので、今日は”ほどほど”の環境を抜け出した自分自身の思いについて振り返ってみます。


何事も”ほどほど”だった環境で

時間もお金もほどほどで

私が新卒で入社した会社は、従業員が100名程度のIT企業でした。

働くことにあまり意欲を持てなかった私は、
『ライフワークバランスが良い』『手に職をつけられるもの』が叶う場所を探していました。

長い就職活動の末に選んだこの会社は、何事もほどほどだったと思います。

まず、IT業界としては労働時間が短めだったこと。
もちろん納期直前など忙しい時はしっかり忙しかったのですが、
同じIT業界出身の人に話すと必ず驚かれるくらいには、労働時間は短めでした。

そして、お給料も多くはなかったけど、都内で1人暮らしがなんとかできるレベルではあったこと。

さらに、会社のスタンスが、付き合いが長いお客様とのやり取りがメインであり、
”成長”よりも”現状維持”に近かったこと。

「お仕事は生きていくために必要なもの、やらなきゃいけないもの」と考えていた私にとって、
この全てがほどほどに揃った環境は、まさに理想そのものでした。

「これがあと30年以上続くの?」

そんな自分にとっての理想だった”ほどほどの環境”に違和感を持ち始めたのは、入社3年目の時でした。
何かきっかけがあったわけではないのですが、
ふと「こんな生活があと30年以上続くの?」と考えるようになってしまったのです。

とにかく人手が足りない環境だったので、
その人の適正や将来性を考慮した配属ではなく、足りないところを埋めるといった形が続き、
気づけば、私は作業するだけの要員になっていました。

自分が関われる範囲がどんどん狭まっていくにつれて、最初は楽しいと感じてた仕事にもやりがいを感じられなくなって。

そして更に、プロジェクト内の人間関係が悪化し、心休まる時も少なくなっていました。


こんな心が消耗していくだけの週5日を、あと何回繰り返せばいいのか?
この時は、今の状態がずっと続いていくことに、ただただ絶望していました。


居続ける努力と、動く勇気と

努力に使う熱はもう残っていなかった

ここで、「せっかく任された仕事、全部吸収していこう!」という気持ちがあれば、まだ頑張れたのかもしれませんが、
自分の中にもうそんな熱は残っていませんでした。

このままほどほどの環境に居座るか、
それとも、1度全てを0にしてでも違う環境に身を置くか。

「この環境を手放したら後悔するかも」と、しばらくうだうだ悩んでいましたが、
ちょうどその時、心からやってみたいと思えるものに出会いました。

今いる環境に居続けたままでは、やりたいことには挑戦できない。
じゃあ、もう思い切って飛び出すしかないんじゃないか!

自分の中で生まれた「やりたい!」という気持ちを優先するようになってからは、
今までずっと思い悩んでいたことが嘘のように、
心と体が自然と前を向いていたのです。


動いたからこそ見える景色を見に

ほどほどから抜け出した先が、果たして自分が思い描いていた理想の状態なのかは、まだ分かっていません。
ただ、自分が動いたからこそ見える景色は、居座るという選択をしていたら見えないものだと思っています。

ここからは、時には軌道修正もしながら、自分の選択を正解にする努力が必要で。
動いた先の景色を見てから、自分にとってどの選択肢がしっくりくるか考える、という流れでも大丈夫だと信じています。


こうして、何事もほどほどだった私の社会人としての1章が終わりました。

これから続く章の展開はまだ見えてきませんが、だからこそ、どんな風にも描いていける。

後先考えずに思い切って飛び出したからこそ、
ようやく自分の未来にワクワクできる私になれてきた気がするのです。

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