自分の授業を見学してみよう
オンラインの日本語レッスンでは、毎回レッスンの様子が自動録画されています。
グループの場合、欠席者がそのビデオを見れば内容が理解できるようにです。また、恐らくですがクレームがあった場合の原因究明にも使っているのではないかと。
そんなオンラインレッスンですが、
昨日のレッスンでは5人中2人が仕事で欠席。
通常なら管理者が個別で授業ビデオを送っているようなのですが、昨日はこのクラス用のグループWhat’s appにビデオが届きました。
つまり、今回は私も自分の授業が見られる。
人の授業は見学しようと思えばできますが、自分のだけはできない。
でも、実は1番知っておくべきなのは自分の授業が人様にどう見えているのかということ。
またとないチャンス✨
・発話量が偏っていないか(これは今偏っています)
・うまく学習者の意図を引き出せているか
・オンラインというツールでのメリットは生かせているか
・学習者の表情はどうか
・そもそも私の話し方はどうか
など見てみたい事はたくさんあります。
そしてみてみた。以下反省点。
・発話量はやっぱり偏っている、話せない人のを話せる人がカバーしてしまっている→本人に話すように促す
・オンラインなのに板書が多い→チャット機能を使う方が速そう
・私がメモを取るために下を向きがち
・話し方はもう少しコントロールがいる
なにが出てくるかわからない、会話レッスンなのでコントロールが難しいですが、1時間で最低でも4つも改善点が出てきてしまうとは💦
遠く離れた国同士で、せっかく生の日本人と話せる機会。彼らには数少ない実践の場です。それを下手なことしてチャンスを奪っちゃいけない。
他を見て己を知るのも大事ですが、
己を他のように見てさらに己を知るのも大事ですね。
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