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産後の読書

産後一冊目、『おやすみの神様』という小説を読み終えました。

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産前から読んでいて、なんと分娩室にまで持ち込んで陣痛待ちの時に読んでいたものです(私は自然に陣痛が来ず、促進剤を使った誘発分娩だったので時間がありました)。

悩んでいる時にいきなり現れて、ただただ話を聞いてくれる、個性豊かな神様たちがすごく可愛くて愛おしい、ほのぼのしたお話。実はシリーズで、これは最終巻の5巻。

とりあえず読めてよかった。

さて、これからはと言いますと、

まぁ、読む暇なんてないです。

今は実家にいて、私は娘のお世話さえしていればいい状況ですが、

来週末には自宅に帰る予定です。

そうすると育児+家事の生活になるわけで。

今も1時間でも自分の時間が取れたら奇跡なのに、そこに洗濯や炊事などが入るとなるともう無理な感じ。

でも、何か文字…というか、作品に触れてないと落ち着かないんですよねぇ…

ということで、活字ではないけどせめて文学に触れていたいので、

YouTubeで朗読を聴き始めました。

オーディオブックを買えばいいんですが、なんせ出産で大金使ったし、これからも必要経費として色々かかるので無料で聴けるYouTubeチャンネルで。

何がいいのかわからないので、とりあえず大好きな谷崎潤一郎作品に手を出しました。

刺青

いれずみ、ではなく、しせいと読みます。

内容はこんな感じ↓

まぁ、育児しながら触れる作品としていいのか?と聞かれたら素直に「はい」と言える気はしないのですが、いいんだ!好きなんだ谷崎潤一郎!(なのに超有名な『細雪』をまだ読んでない不届き者)

活字を読むだけなら新聞が丁度良いんですけどね。パッと見開きでまとまってるし、量も丁度いい。

でも抱っこで両手塞がってたらそれさえもできないので、残る身体の機能で楽しむ術として朗読をチョイス。

朗読以外には、寝かしつけの時に童謡を聞いたり、英語やスペイン語のアニメを流したりしています。BabyBusとかDisneyとか。日本語にもなっているものを選んで聴き比べ。

※語学教師ですが、子どもの外国語教育はあまり強制するつもりがない私。それよりまずは日本語をきちんと身につけて欲しいと思っているのですが、アニメくらいはいいかと思って自分の勉強を兼ねて聞いています。

私だけじゃなく、娘もこれらを楽しんでくれていたらいいな!刺青は娘にはお勧めしないけど…


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