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入院2日目

出産予定日超過8日目

分娩誘発のための入院2日目

先に言いますと、

2021年9月15日午後3時37分3600g超えのややビッグで元気な女の子を出産しました!


長かった…

痛かった…

母子ともに元気ですが、ちょっと大変なのでまたもや備忘録として書きます。

長いです。

朝7時、お産の体制に入るため、LDRに移動。

LDRとは陣痛、分娩、回復というお産の一連の流れを一つのお部屋でできる仕組みになった部屋です。移動しなくていいので身体の負担が少ないのが特徴。

心音モニタリング。

8時ごろ、体力つけるために朝ごはん。

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安定の美味しさ😭

その後院長の内診。思ったより進んでいないという言葉に絶望。子宮口は柔らかくなってはいるけどまだまだなので、バルーン挿入🎈痛い!

その後9時半から陣痛促進剤投入。

30分おきに量が追加されるとのこと。

この頃は全く痛くないので点滴つけながら本を読んでのびのび。

11時半くらいに院長登場、内診。子宮口7、8センチ開いているものの、なぜかまだ後ろ向き。何でえええええ?

でも「今日中には生まれると思いますよ」の一言に歓喜。即家族全員にLINE

その後助産師さんと喋りながら部屋の中で足踏み。笑

12時、ヒルナンデスを見ながら昼ごはん。

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あーうまい。

1時過ぎくらいから痛みが少しずつ強くなるも、まだ耐える。「普通このレベルなら顔しかめてますよ」の一言になぜか喜ぶ。ヨガの呼吸のおかげですー、と余裕をかます。

母と妹にLINEできる余裕もあり「なぜ痛くないんだ!?」と言われる。

1時半くらい?痛みが半端じゃなくなる。

起きてはいられず、横向きで寝る。

耐え難い痛みに

痛いー!

の連発。そしてキレ出す。←わがまま

重めの生理痛の千倍の痛みに、30人の長州力が金属バットで腰を打ち付けるくらいの痛み。


助産師さんの絶妙な腰の押さえがなければ死ぬレベル。

「麻酔打ってください!」と懇願するも、スルーされる(というか言葉になってないので多分聞き取れなかった)

2時15分くらい、一度助産師さんが部屋を出る。その間10分くらいなんだけど、永遠に感じるほど孤独に痛い。隣がナースステーションなので聞こえるように「痛い!」を連発してみるも、変化なし。笑

2時半くらい、いきんでみてもいいか聞いたら即GOサインが出たのでいきんでみると見事な破水。大量。

何やら連絡を聞きつけた他の助産師さんたちがわらわらわら〜っと入ってきて、計4人体制。

色々準備が進められる中、その後は力一杯いきめるので逆に楽。

コツを聞きながらいきむ!

当たり前だけど一発では出ないので何度も何度もいきむ!

ベビが大きいので私ももうこれ以上ないくらいの開脚をさせられ、お腹と脚で肺を圧迫され、窒息寸前。

この頃「上手にいきめてますよー」と言われるも、「絶対嘘だ」となぜか信じない捻くれ者の私。

最初は元気でも、体力的に辛くなる頃、事件発生その1。

私の血圧が160〜180をうろうろ。下も100を切らない😱


このままだと危ないとのことで、ここで院長登場。降圧剤の投与が始まりました。

いきみの再開。「あとどのくらいですか?🥺」と何度も聞く私。

そして、ベビの頭が下がり切らず、

このままだと母子ともに体力消耗でお産が停止してしまう可能性もあるので、秘密兵器、

吸引器の登場🪠

院長「ちょっと赤ちゃん出づらいから、お手伝いしますね」何でもいいから早くしてくれー。

しかしいきみと吸引でも出てこず、次は

いきみ+吸引器+助産師さんが私のお腹を上から押す!

院長と助産師さんが交代して、もう一度押す!

3度目の挑戦で「頭見えてるよ!」「ピークはもう過ぎた」

次のいきみで「もう顔見えるからお腹のぞいてごらん!」と言われ、根性で覗き込むと

脚の間から我が子がズル〜っと顔を出しました。

うわー!出てきた!人が!私に似て低めの声で泣いてる!笑

院長「はい女の子〜。しっかりしてるし背も高い!」

カンガルーケアをさせてもらいました。今はもう嘘みたいに痛くない!(本音)

重い!命の重さだ…。

泣きそうになったところを院長に

「泣いてる暇ないよ!へその緒切るんでしょ?」と言われ、そうでしたと思ってちょきん✂️

が、ここで事件②

ベビのおへそとへその緒の境目?がめちゃくちゃ太い。信じられないレベル。

院長も「ちょっと見ない太さだなぁ、検査がいるかも」。

あら、検査ですか(産後で頭よく回ってないので大したこととは思わずスルー)

ベビも私も処置を受けご対面。記念撮影📸

院長から「臍ヘルニアの可能性が高い。これは放っておいていいのか、手術をすべきか、一度小児外科に見てもらったほうがいい」との説明。

まぁ、それはそれは…(何となく手術はしなくていいだろうと勝手に思う)

その後数十分、ベビと2人でぼー。

泣かずにおっぱいを探しているのか首をふりふりする姿可愛い😍

旦那→義実家→実家の順で出産報告。

旦那、今日休みですが買い物に出ていてすぐには繋がらない🤣なんだよ!(すぐ掛け直してきましたけどね)

事情説明。

そうこうしている間に院長再び登場。事件発生③

小児科の受け入れが見つかりました。

阪大病院にこの後救急車で搬送します。

元気にしてるからNICUじゃなくて、小児科の外来です。だから受け入れもあった。そこは僕の息子も働いてるし大丈夫ですよ。僕も一緒に行きますし

え、今日いきなり行くの?

とここで知る。笑 後日紹介状持っていくんだと思った!

「お母さんはこの状態だから無理だけど、ご主人、今日出られます?手続きいるし」

休みで家におります。旦那に連絡して事情説明。爆速で阪大病院に行ってくれました。

こんな話をした数十分後、何も知らない娘は生後3時間で救急車に乗り、1人大きな大学病院へ搬送されてゆきました…。めっちゃ元気なのに。。

私はその間、出血量が多いけど降圧剤の関係で強い止血剤が使えず、寝たきり。

程なくして院長が戻り、

「やはり大きな問題はなさそうですが、経過観察すべきかどうかは2、3日あちらで様子をみてもらったほうがいいでしょう。お母さん、ちょっとの間赤ちゃんに会えないけど、その間にしっかり休んでね」

え!元気に送り出したはいいけど、会えないの!?

おっぱいまだ飲んでないのに?

しばらくして、説明を聞いた旦那から連絡があって、やはり問題はないし、このくらいの大きさなら自然に収まるだろうけど、念のため金曜日まで預かるとのこと。

そうか…まずは生まれてすぐに麻酔して手術にならなくてよかった。

そして「そっちの院長がかなり綺麗に処置してくれたからほとんど何もしなくても問題ないって」

まじか!ありがとうございます!

旦那は明日、娘の入院グッズを届けに再び病院に行くため休みを取ってくれました。念のため明後日も休みにしたと。ありがとう!

そして、退院まで面会できないと思っていたのに、阪大病院で遠目からでも姿を見せてもらえたと喜んでいました。思わぬ産物、よかったね。

そして私は血圧が下がらず、このままでは部屋に帰れないということで、一晩LDRにお泊まりになりました。

助産師さんに聞いたら「吸引したし、まぁ、難産の部類だね」と言われ、産まれた我が子は元気なのに大学病院に搬送され、私はまだ部屋に帰れず…

想定外のことが立て続けに起きてもうびっくりです。

それでも、出産というすごい奇跡を体験し、感動が止まりません。

早く帰ってきて両腕で抱っこしたい!おっぱいを飲んで欲しい!お股痛い!

お母ちゃんはがんばるぞー!お父ちゃんも頑張ってくれるはずだぞー!


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晩ご飯。昨日より豪華✨こちらも完食しました。



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