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いろいろな学校があるけれど

私は今の学校に『紹介』という形で入ったので(入社試験や面接もあるのはありましたよ)あまり大きな声では言えませんが、

いろいろな日本語学校勤務の先生方の話を聞いていると、わりと手厚い待遇にいるのかな?と思います。

基本給はそれほど高くはないですが(45分1コマ×4)、

年に一度給与の見直しがあり、数十円ですが、あがります(来年はコロナ禍でどうかわかりませんが)。一か月にすると英世さんが増えているくらいになります。

授業時間の前後15分、合計30分は授業関連作業時間として、別途給与が付きます。(府の最低賃金+α÷2の額)

それとは別に、非常勤は授業後に1時間、こちらも教務関連作業として、次回の授業準備をする時間が認められています。残業という扱いなので、この時間は使わない先生もいらっしゃいますが、家でしていたらゼロ円の授業準備時間が、ここでしていくと府の最低賃金分の時給はいただけるので私はこの時間までを勤務時間と考えて毎回残っています。この一時間で大抵次回の準備は終わります。扶養家族でもなく(稼ぎの制限なし)、まだ子供もいないし、旦那の帰りも遅い(時間の制限なし)新米主婦なので残れるとも言えます。

今学期担当のクラスは担任の先生とわたしの二人体制で、

担任の先生の授業日は面接練習やニュースを聞く練習、作文など実戦練習、

私の時間はメインテキストとJLPT対策なので、私がその日進んだところを、次回自分が続きをすればよい形になっているので、ある程度先までさっさと準備してしまっています。

(通常は複数の先生がテキストを担当しますが、その時でもカリキュラムで範囲が決まっているので、多少前後することはありますが先は読めます)


交通費も全額支給されます。

専任と非常勤、担任とクラス担当の仕事はきちんと線引き、が学校のポリシーなので、非常勤で担任なしの私は試験作成、試験の採点もありません。試験の監督はありますが、監督が終わったらそのクラスの担任の先生にお渡しするだけ。その日は授業をしていないので、授業コマ給ではなく事務給の扱いになりますが、ただ学生を監視するだけの仕事(ものすごくひま)なのでしかたないな、というのが私の見解。

担任を任された非常勤の先生はこの採点や進路指導の時間はもちろん別途給与が支給されています。私も1月からはすることになりそうです。


他の非常勤の先生にはそれぞれ不満な点もあるようですが、私は一度、大昔にブラックどころではない暗黒日本語学校(というかブラックホール?)に一瞬籍を置いたことがあるので、ここには特に不満はないです。慣れてしまったというのもありますが。

変な学生はいて、手を焼きますけどね。

欲を言えば基本コマ給、もう少し上げてくれるといいんですけどね。苦笑

あ、メインテキストは無料でもらえます。副教材は閲覧&コピー可能。

学校の暗黙のポリシーが「仕事でいるものに自腹を切るな。1人が必要なものはみんなも必要」なので、基本的に学校で全てが事足りるようになっています。

それでも手元に置いておきたい本や自作したもの、便利グッズなどは私も自分で買っていますが、ここ数年は本も買わずに学校で見て帰ることが増えましたね。もともと、この学校に勤務する以前に使っていた教材がわんさかあるので買うはほとんど必要ないんですが。笑


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