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3分でわかる!SDGsについて

こんにちは、Buddy's編集部です!

今回は新聞、TV、雑誌、SNSなど様々なメディアで見かけるようになったSDGsについて今一度考えてみようと思います。

とりわけ環境や社会にやさしい商品を扱う私たちにとって大事な用語です!簡単に読めるようにまとめてみましたので、早速一緒に考えていきましょう。

そもそもSDGsって?MDGsとの違い

SDGsとは、Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)の略です。だれ一人取り残さないことを目標としている世界規模の取り組みで、2015年9月に国連で採択されました。この目標は17のゴールと169のターゲットから成り立っており、これらは2030年までに実行、達成されることを目指しています。

SDGsの前身にはMDGsMillennium Development Goals)がありました。こちらは、2000年9月に開催された国連ミレニアム・サミットで採択された「国際ミレニアム宣言」をもとに採択されました。SDGsと同じように、8つのゴールと21のターゲット、そして60の指標が設定してありました。これらは2015年までに達成されるべき指標であり、2015年には一定の成果をあげることができました

SDGsとMDGs、大きな違いはどこにあるのでしょうか。簡単にいうと、MDGsでは、途上国の開発問題がテーマになっており、それを先進国が援助するという構図でした。しかし、SDGsでは開発問題だけでなく、経済・社会・環境の3要素すべてに対応しています。また、先進国も含めた世界共通の問題として設定されています。

17のゴールと169のターゲット?

2030年までに達成しなければならない、17のゴールと169のターゲットとはどういうものなのでしょうか。簡単にいうと、ゴールはカテゴリー、ターゲットは具体的な指標みたいなものです。

まずは17のゴールについて見ていきましょう。

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1 貧困をなくそう
2 飢餓をゼロに
3 すべての人に健康と福祉を
4 質の高い教育をみんなに
5 ジェンダー平等を実現しよう
6 安全な水とトイレを世界中に
7 エネルギーをみんなに そしてクリーンに
8 働きがいも経済成長も
9 産業と技術革新の基盤をつくろう
10 人や国の不平等をなくそう
11 住み続けられるまちづくりを
12 つくる責任 つかう責任
13 気候変動に具体的な対策を
14 海の豊かさを守ろう
15 陸の豊かさも守ろう
16 平和と公正をすべての人に
17 パートナーシップで目標を達成しよう

さらにこれらのゴールの指標として、169のターゲットが存在しています。ここに全文をのせると長くなるので、詳しくは以下リンク先『指標仮訳』よりお読みください。


世界規模の大きな取り組みということはわかりました。では、次は具体的な取り組みを紹介したいと思います。

SDGsでは、自発的に宣言して取り組むことを大切にしているので、事例自体はたくさんあります。ここでは特に日本で賞を受賞したものを紹介します。

ジャパンSDGsアワード開催!

日本では2016年5月に総理大臣のもとで「SDGs推進本部」が設置されました。そして、2017年6月の第3回SDGs推進本部で「ジャパンSDGsアワード」が創設され、以下のような条件が提示されました。

SDGs達成に資する優れた国内外の取組を行っている、日本に拠点のある企業・団体(企業、NPO/NGO、地方自治体、学術機関、各種団体等)

第1回アワードでは280を超える多数の応募の中から、「北海道下川町」が内閣総理大臣賞を受賞しました。

ちなみに現在は第4回アワードの公募を募集しています。詳しくは、外務省のページにて!


なるほど、日本もSDGsに対して真剣に取り組んでいるようです。でも、「国連」、「世界規模」、「日本」、となんだかスケールが大きく感じます。私たちの日常生活の中ではどんなことができるのでしょうか?

身の回りのSDGs

スケールが大きくて、なんだか難しそうなSDGs。でも、実際はもっと簡単に実行できるんです。そう、今からでも!

その一つに、エコバッグの使用があります。2020年7月からレジ袋が有料化されました。レジ袋の代わりにエコバッグを使用することも、れっきとしたSDGsの取り組みです。「海洋プラスチック問題」を解決する大事な一歩です。

地産地消もそうです。地元で生産された生産物を地元で消費することを指しますが、これも立派なSDGsの取り組みです。輸送にかかる温室効果ガス、流通時間の削減になります。

フェアトレード製品を購入することもSDGsの取り組みの一つです。ちなみにフェアトレードとは、

開発途上国の原料や製品を適正な価格で継続的に購入することにより、立場の弱い開発途上国の生産者や労働者の生活改善と自立を目指す「貿易のしくみ」(参照元:フェアトレードジャパン

を指します。

なんだか、とても身近ですね。しかも、簡単にできそうです。SDGsの取り組みって「いつでも、どこでも、だれでも」始められることがポイントなんですね。


SDGsについてもっとしりたい!

ここまで読んでみて、もっと知りたいと思った方もいるのではないでしょうか。ここでは、実際により深く知り、役立てるサイトなどを紹介します。ぜひ、参考にしてみてくださいね。


おわりに

最後にBuddy'sのことをちょっとだけ。先ほど、SDGsの取り組みは身近であると書きました。私たちの「どうせ買うなら」という考えもその一環です。17のターゲットだと、「12 つくる責任 つかう責任」でしょうか。

どうせ買うなら、環境にいいものを。

どうせ買うなら、社会にいいものを。

どうせ買うなら、みんなにいいものを。

最後まで読んでいただきありがとうございました!


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