彼女の瞳は何を見た?
『the EYE』という映画があり、
タイの盲目の16歳少女が角膜移植をした一週間後に自殺する…
っという実際に起こった悲しい出来事をベースに、
角膜移植後に霊が見えるという設定に脚色し構築した、
ホラーがメインではありますが、
最後はヒューマンドラマとしてなかなかいい作品があります。
ここで引っかかるのが、
せっかく角膜移植をして見えるようになった少女はなぜ自殺したのか?
しかも一週間ほどで。。。
少女の動機、死の衝動は誰にも分かりませんが、
ようやく見えたこの世界で彼女は何を観て何を想い、
何に絶望したのだろうか…?
それとも美しく見えたこの世界を汚さぬよう、
彼女は時を永遠に止めたのだろうか…?
これらはあくまでもオレの推測でしかなく、
彼女は別に絶望から死を選んだのではないのかもしれない。
理由なんてなく芥川のように「ただぼんやりとした不安」なのかもしれない。。。
オレは
「このヒトならなんか違った切り口での死生観等の解釈が聞けるかも?」
って一定の信頼を置いた時にこの話しをします。
大抵「なるほどぉ〜…!!」っとそのヒトなりの答えを語ってくれます。
今日の夕方くらいからオレはまた
この答えのない疑問に考えを巡らせている。
彼女はなぜ…???
理由は誰にもわからない。
けど推測はヒトの数だけあって面白い。
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