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生きているただそれだけで

あなたは
生きている
ただそれだけで
愛されているし守られている
そんな存在なんだよ

って、言われたら

今、心の中、腹の中
どんな言葉が出てきますか?
どんな気持ちになりますか?


これ、自分が自分を愛しているのか
自分の人生にどれだけ満足しているか
の目安になると思います。

ずっとずっと前、私は
『死にたい』病でした。


特に、小学校高学年の頃から
人付き合いの下手くそさにすごく悩み
いじめられたりしながら
『親友』というものを探し求めながら
高校までその悩みは続きました。

中学の時が一番ひどく
お腹の痛みに耐えながら
学校に行きたくないと思いながら
必死に通っていました。

もちろん、毎日が苦しいことばかりではなかった
時には笑う日もあった。


けれど
なんのために生きているのか
人生って何だろう
大人になって社会人になって
仕事して生活のためにお金を稼いで
そして何になるのだろう
大人になることに何の意味があるのだろう
大人になりたくない
社会に出たくない
そんなことを思うこともありました。

大人になってからは、少しだけ
無理して笑う愛想笑いというものを覚え
その場だけのお付き合いというものをするようになりました。

なんとかその場をやりすごす。
とはいえ、相変わらず、居心地のいいポジションはなく
ひたすら誰かの隣を探し求めていました。

だから
ただ生きているだけでイイ
なんてことは、とても思えなかったし
愛されてるとか守られてるとか
心から思えることなんてありませんでした。


そんな拗ねてひねくれて卑屈な当時の私に
この言葉を言う人がいたのなら
きっと反発していたと思います。

じゃあ、なんで?
なんでこんなに苦しいの?

こんなにこんなに頑張っているのに
誰もわかってくれない

愛されてるなんて思えない
愛されてるなんて感じられない

だって、みんな私のもとから離れていくじゃん
誰も、ずっとそばにいてくれない
どうせ私は嫌われる

ホントの自分じゃ愛されない
みんなイイヒトだから一緒に居るだけで
素がみえたら離れていくんだ
ずっと仲良くとか
ずっと相思相愛とか
そんなのあるわけない!

そんな言葉が出てたと思います。

当時の私の気持ちになって書いている
今の私ですら、やっぱりちょっと泣けてくる。

いつの時代の私も
ホントに人間関係がしんどかったから…。

もちろん、言わずもがな
自分が自分のことを愛せていない
自分が自分にダメだししているから

ってのは、今の私は理解しているけれど


それがわからない間は
上のような言葉は全然響いてこない。
拗ねて殻に閉じこもっちゃってるから
まったくもってその声は届かないし理解できない。

言葉としては、頭で理解できるかもしれないけれど
自分事として、実感できないので
ホントの意味で腑に落ちてはいない。


きっと、昔の私のような人はいっぱいいると思う。

渦中にいる間は、
ただホントに苦しくて
この闇から抜け出せる日が来るのか
希望のひとすじの光すら見いだせないまま
たださまよい、もがき続けている日々。

いつ終わりが来るのか
ホントに自分に幸せは訪れるのか
幸せってどうなることなのか
自分はどうすればいいのか
頭の中はずっとぐるぐる思考に支配され
一生このままなのか不安でいっぱいになる。

不安に押しつぶされそうになる。


けれど、実際に本当に、そうなんだ
言葉の通り

生きている
それだけで
なにかにしら守られている
大きな存在に守られている
誰かに愛されているから
今、生きている
命を繋いでくれている

これがわかるようになる日がやってくる

あぁ幸せだなぁ
こういうことが自分にとって幸せなんだなぁ
『素の自分』を見せてもいいんだぁ
素の自分をまるごと愛してくれる人がいるんだぁ
受けいれてくれる人がいるんだなぁ

って感じられる日がやってくる

たくさんの人に守られて支えられて
今の自分がある

そんな風に感謝もわいてくる

そしてまた、どこかに居場所を探さなくても
自分が何かをしなきゃ!って
人のために頑張って役に立とうとしなくても
そこに存在価値を位置づけなくても
そんなことをしなくても愛されている
愛してくれる人がいる
ってことがわかるようになる


だから、やることはひとつ


ただただ、自分を愛す!!

すぐには愛せなくても
まずは嫌わない!否定しない!
ってところから始める。



私も、ずっとずっと自分のことが大嫌いだったから
そして「好きになれない」ことにもまた
もがき焦り泣いていた
ことがあるから
嘆く気持ちも、ものすごくわかる

何十年も仲良くできてなかった自分と
そんなにすぐすぐ仲直りできるわけじゃない
時間はかかる


けど、それでも、続ければ変わっていく。
何事もコツコツ続けるしかない。

三日坊主でも三日ずつ続ければいい。
三歩進んで二歩下がるでもいい。

焦らず諦めず進んでいこう。


読んでくださってありがとうございました♪

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