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【大学教員公募】記事の需要について考える(フォロワー100人ありがとうございます)

まともに記事を書き始めて半年ほどが経過し、気付けば100名もの方にフォローされていました。
拙い記事を読んでいただき、大変嬉しいです。ありがとうございます。
同時に、アクセス数や有料記事の売り上げ等から、どのような記事に需要があるのかも見えてきました。本記事では、そのようなデータを眺めた雑感を、書ける範囲で綴ります。

1.売り上げについて

noteの規約上、これを公開するわけにはいきません。が、ざっくり申し上げますと、4月から純増しつづけており(9月はダウンの見込みです笑)、しかも既婚男性のお小遣いくらいは毎月まかなえています。驚くべきは、私が書いている有料記事の値段(500円or1000円)に対して、十分すぎる額が売りあがっている点です。
内訳を少し細かく見てみますと(宣伝ではないのでリンクは貼りません)、最も安定して売れているのは採用人事の裏話に関する記事で、その次は私が実際に提出した添え状と研究・教育の抱負に関する記事です。書類、面接、模擬授業のポイントをまとめたものは、実体験10000字超&500円という良コスパ(?)にも関わらず、第3位です。最近では、実際に提出したシリーズ第2弾の、教育研究業績書と自己評価報告書に関する記事が伸びてきています。
これらから言えるのは、誰にでもいえるような内容が推測される記事に比べて、筆者がある程度のリスクを負って公開している裏話や実物の方が魅力的だということでしょう。
当たり前のことですが、重要なことだと思います。大学教員公募に関する有益な情報は少ないとはいえ、ネット上を探せば割と見つかる状況になってきました。その中で有料記事を作り、「この記事を買えばなんとかなる!!」と言っても、説得力はありません。自身の「輝かしい」戦歴をひけらかして記事の説得力に変えようとしても、冷静な読者はおそらく買う気になれないでしょう。読むに値する記事かどうか、ビジネス目的の記事ではないかどうか、公募戦士の方たちは冷静さを取り戻して、筆者の文章の書きっぷりを精査しながら考えるべきでしょう。
私は、金銭的でない意味の文章の価値は内容で決まり、金銭的な意味での文章の価値は、筆者がどれだけリスクを負っているかによって決まると思っています。以前に別記事で書きましたが、私が一部の記事を有料としているのは、自分が負うリスクを軽視しないためです。
そこに価値を見出してくださり購入に至る方が一定数いらっしゃるというのは、本当にありがたいことです。

2.記事へのアクセスについて

私が書いた記事への1週間の総アクセス数は、上下はしますが大体1500ほどです。そのうち3分の1から半分ほどは1番目・2番目に新しい記事が占めており、その余の半分が有料記事、半分が私の雑感です。
最近では、大学生と思われる読者が少しずつ増えてきました。過去に書いた雑感記事にもなぜか頻繁にいいねがつくようになってきています。有料記事が売れるより、むしろこちらの方が個人的には嬉しいです。市井の大学教員が日頃何を考えて教育に臨んでいるのか、日常の出来事に何を思うのか、読んで笑っていただければこれほど嬉しいことはありません。
時々は有益な情報を記事にしようと思っています。今考えているネタは、奨学金や大学院進学です。引き続き、暇なときにちらっと流し読んでいただき、気に入ればいいねなどしていただけると励みになります。
学振の記事も、時期になったら増やそうと考えています。私はDC1こそ逃しましたが、DC2,PD(辞退)、研スタと3連勝中です。DC1で落選したことで、逆にどのような申請書なら採択されるのか、ある程度分かってきたような気がしています。図は一切使っておらず、文で勝負しています。これまでの経験から得たノウハウについて、少しずつ記事にしていく予定ですので、特に修士課程の方は参考にしていただければと思います。

3.半年間noteを続けて思ったこと

元々文章を書くのは好きでしたので、苦にせず続けることができています。
常々、文には人柄や性格が表れると感じます。以前書いた記事を読み直すことで、書いたときに何を感じていたのか、どんな気分だったのか、鮮明に思い出すことができます。他の方が書いた記事を読みながら、どんな人なのか想像するのも、とても楽しいです。特に同業者が書いたであろう記事については、一緒に仕事ができたら楽しそうな人だろうな~・こういう人とは仕事したくないな~みたいなことを考えながら読んでいます。同時に、私の記事を、同じような目線で呼んでいる人がいるのだろうと想像し、勝手に背筋を正される思いになるのも、書いて読む一つの醍醐味だと思います。

これからも、思ったこと・感じたことを気軽に書きつつ、読者層をある程度意識した有益な情報も流していきたいと思います。
気に入った記事がありましたら、いいね・おススメ等していただけますと励みになります。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

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