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事務系フリーランスに必要なビジネススキルって何なのか考えてみた

現在のわたしの取引先は8社。
各社で稼働時間の濃淡があり、かつ全てフルリモートなので、うまくやりくりできています。

今回は、わたし自身が仕事をするにあたり、自分なりに意識していることをいくつかまとめてみました。
これをビジネススキルと言って良いかは疑問ですが、どなたかのお役に立てれば幸いです。

・期待値の調整

クライアントが何に困っていて、どのくらいのレベルでそれをどうやって解決したいのか。そのために、自分は何ができて何ができないのか、を事前に調整しておくことだと考えています。
わたしは、何でも「できます!」とは言いません。できないことは、ちゃんと伝えます。(でも、ちょっと勉強したらできそうなことはできると言います。)
仕事が欲しいばかりに、できないことをできる!とはったりをかけて、結局できないのではクライアントを失望させてしまいます。
ですので、自分のスキルを棚卸ししておくことも大事だなと思っています。

・自走力

フリーランスは個人事業主。一から十まで手取り足取り教えてもらおうと思ってはいけません。
ある程度のキャッチアップができたら、調べたり勉強したりして、自分で仕事をすすめます。
でも、独りよがりの仕事でもダメ。
新しい業務を行う際は、まず完成度30%くらいの段階で、やり方や方向性があっているか、クライアントに確認します。
この段階ならリカバリーも容易です。

・与えられた業務の目的を意識する

簡単な業務であっても、何のために行なっているのか、全体の業務の中でこの作業がどのあたりに位置付けられているかを理解して、業務の目的を意識して仕事をします。
そうすると、どんな業務でもやりがいを持って取り組めるし、目的がはっきりしていることからミスが起こりにくくなります。また、業務の改善提案を行って作業の効率化につなげることもできます。

ここで余談です。

クライアントから、かなりざっくりとした依頼をされることがあります。
そんなときは必ず自分からあいまいな部分を確認して、認識のすり合わせをすることにしています。
ここで、忙しい方だからと遠慮するのは悪手。
同じ言葉でも、お互いの認識が全然違うことはよくあります。ずれた認識で仕事をすすめると、結局手戻りが発生し、納期に間に合わなくなりクライアントに迷惑をかけてしまう恐れがあります。

・コミュニケーションコストを意識する

フルリモートの場合、チャットでのコミニュケーションが主です。
わたしはクライアントに負担をかけないよう、なるべくコミュニケーションコストがかからないようなチャットを意識しています。
例えば、何か報告する際は、チャットのテキストを読んだだけで伝わるように心がけています。
質問するときは、オープンクエスチョンではなく、クローズドクエスチョンで依頼主がYESかNOで答えられるような内容で。
スクショの活用もとても有用です!

・オンラインミーティングは笑顔で

やっぱり笑顔って大事です。口角上げていきましょう!
これは、以前に参加したミーティングで他の同席者の方の表情がとても暗いのが気になったのがきっかけです。こちらまで、なんとなくどよーんとした気分に…。画面上だからこそ、大げさに。
複数人のミーティングで発言が無いときでも、表情を見られていることを意識しています。

ここまでいろいろ書いたのですが、そもそも人として当たり前なことは当たり前にやることが一番大事だと思っています。
例えば、ミスしても人のせいにして謝らないとか、業務の途中でいきなり飛ぶ(音信不通になるとか、突然辞めるとか)とか、ミーティングのすっぽかしなど、もってのほか!
あり得ないと思いますが、残念なことに、これらはよく聞く話なのです…。
人としてごくごく基本的なことですが、「ありがとう」「ごめんなさい」がちゃんと言える人でありたいですね。

やはり、事務系フリーランスにとってはクライアントと信頼関係を築くことが一番大事だと考えています。
シンプルに言うと、「この人に頼めば安心だ」と思ってもらえるかどうか。安心して任せられると思えば仕事は増えますし、ほかのお客さんを紹介してもらえることも。
逆に、任せられないと思われてしまったら、それっきり仕事は来ません。

わたしはこれらについて、何か本などから学んだわけではありません。
周りの方の素敵な振る舞いを見て参考にしたり、自分の身をもって経験しながら身に着けてきたことです。
この記事の通りにした方がいい!ということではなく、あくまで私が意識していることをまとめてみました。
実際、わたし自身、毎日、悩んだり反省したり試行錯誤しているところです。

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