思考を鍛え、視野を広げる読書

本はエンターテイメント
これが第1ですよね。
小説は特にそうなんですけど、
小説以外も僕にとってはエンタメです!

たまにね、浅いなあって思うのが、
あまり本を読まない経営者とか上司がさ、
たまたま読んだ本に影響されるパターン。

読書って時間を使うでしょ?
だから読んだ本を凄い!って思っちゃったりするんですよ。

本を読むってのは、
そもそも色々な人の考え方を知ったり、
様々な作者の論理的な記述を読んだ上で、
自分なりの正解のない考えをまとめ上げることでもある。

1冊読んでそれに傾倒する・・・正解だ!っ思う人って、視野が狭いなあって思います。

本を読むって作者と対話し、自分と会話して、
こうかな、いや、こうかなって思考する必要がある。
本を書く人ってデータとかからこれが正しいって思ってるけど、そうとも限らないじゃない?

お金を出して買う、時間を使って読む
それでも正解は分からないわけですよ。
お金も時間も無駄にしているかもしれない。
でも多面的に捉えられるようにするために、
楽しみながら本を読むわけ。

こうしたら数学の天才になるって解はないし、
こうしたら読解力がつくって事もない。
歴史もこれが正しいってのはないわけです。
サイエンスだって今だとこうだけど未来どう変わるか分からない。

つまり、どんな良書でも多少は疑わないといけないし、
鵜呑みにしてはいけないわけです。

沢山の本を読むという事は、
物事を点ではなく、線で捉える力がつく事の様な気がします。
心理学で人間にはこういう傾向や心理がある、
人類学の本や歴史の本を読んだ時に、だからこの国は亡びたのかも?
みたいな感じですね。


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