「短期の楽は長期の損」最近、歳を取ったと感じますか?
同年代の友人と話していると「もう歳だから」という言葉を聞くことが多くなりました。それを聞くたびに違和感が。図々しいようだけど、普段歳を意識することが一切ないのです。
この間、歩いている途中で走りだしたら、そのまま走り続けられそうだったのでしばらく走ってみました。自分でもちょっと驚いてしまうくらい体力があるのを感じました。息は切れるけれどそこまで疲れなくて、いくらでも走っていられるような感覚でした。
もう20年近くジム通いを続けています。
東京にいるときは、毎朝ジムで1キロ泳いでから仕事に行っていました。(池袋のティップネス!)仕事で大阪に滞在していた時には、全国でジムの設備を使える会員になって、どこにいってもジムに行けるようにしていました。
愛媛に来てからは週3~4回に落ち着きました。毎回クロールで1.5キロを止まらず泳いでいます。
40歳半ばになってもこれだけ体力があるのは、長い間運動を続けてきたからだなあ、としみじみと思うのでした。
もちろん白髪は増えるし、シワもこれからどんどん増える(だろうなあ)。でも体力、気力、集中力は、正直20代、30代の頃よりもあります。何より健康でお腹の底からエネルギーが出るし、やりたいことは次から次へとあふれ出てくる。
以前土佐礼子さんとジムの更衣室で髪を乾かしながら雑談をしていたら、意外なことを言っていました。あの土佐礼子さんですら「疲れてそんなに泳げない!」と。そうか、長距離を走ることと泳ぐことはまったく違うんだなあ。
それでも毎回泳ぎながら、1.5キロ泳ぎ続けるのはまったくもって楽じゃない!と、心の中で自分の声が叫びます。
仕事が終わった後は、さっさと家に帰ってご飯を食べて、暖かい部屋でぬくぬくしながらワインを片手にネットフリックスでも見たいなあ、と甘い誘惑に負けそうになります。
そんな時には、「短期の楽は長期の損」という言葉を思い浮かべる。私は運動を習慣化することで、手に入れたいものがはっきりしています。
それは、いくつになってもお腹が引き締まっていて
新陳代謝がよく
免疫力が高く
集中力は高く
気力にあふれ精神的にも安定している
という状態です。
精神的な安定に関しては、運動が一番効果があると経験的に実感しています。
この状態を手に入れるには、一時的にやる気になって、短期間だけガッツリ運動しただけではまったく効果がないのは分かっています。長期にコツコツ続けていかなければなりません。
だから、短期の楽(目の前の快楽)を我慢してでも頑張ろう、と自分を励ますのです。
今日もコツコツがんばっていきましょう。