パクチー

ある時突然初めて人生に飛び込んできたアイドル、BTS。彼らを通して知ること、考えること…

パクチー

ある時突然初めて人生に飛び込んできたアイドル、BTS。彼らを通して知ること、考えることが、わたしにたくさんの気づきや学びをくれるので、そのことが記録できたらいいなと思って始めたnoteです。推す活動に参加していないので、ARMYではない、BTSのいちファンです。

マガジン

  • BTSメンバーひとりひとりについてじっくり書きたかった

    どんなに、どんな風に書いても書き足らない彼らの魅力について、ひとりずつ、小さなトピックにフォーカスして語る回。

  • 日記のような、パクチーの個人的な話

    毎回BTS縛りでnoteを書いているパクチーについて、どういう人間か少しだけ分かるような、個人情報多めの回。

  • BTSの楽曲にまつわって想起するあれこれ

    緻密な情報量、有機的に構成された世界観、たくさんのイメージが湧いて、想いがリンクして、響きとバイブレーションと、現実の生活に影響する波紋について。

  • 『のだめカンタービレ』でクラシック再勉強

    漫画『のだめ』の再読をきっかけに、登場人物たちが演奏する楽曲を、かたっぱしから聴いてみよう、という企画。すっかりクラシックから離れた元音大生、改めて勉強します!

  • BTSと、パクチーが感じた生きることのあれこれ

    だってだって、すごい色々考えさせられるし、考えるし、思うこと色々あるし、自分の中に潜るし、そして浮上した時は、やっぱり満点の星空が見えるような気がする。

最近の記事

  • 固定された記事

もうすっかり大人のパクチーの「なぜBTSにこんなに感動するのか」

ある時突然、人生に飛び込んできたあるアイドルグループ。なぜ?どうして?彼らを見続けるのを止められないんだろう?その理由をわたし自身が一番知りたくて、彼らを好きになってから数年、考え続けていました。 びびっと来た個人の嗜好に当てはまる「好き」は言語化できないものだけど、「好き」以上にパクチーが「感動」していることについて、自分よりずっと年下の青年たちに「感動」していることについて、BTSをよく知らない大人にも共有できるくらいの言葉でわたし自身腑に落としたかったのです。 もう

    • j-hopeくんのドキュメンタリー『HOPE ON THE STREET』その3

      Ep.5と、最終回Ep.6を視聴。 ところで、このドキュメンタリー『HOPE ON THE STREET』の、ハイライトをダイジェストしたダンス動画が公開されています。 観ていない方のために説明すると、このドキュメンタリーはダンスのレクチャー動画ではない。j-hopeくんが、それぞれのストリートダンスのマスターに会う。マスターは、j-hopeくんが用意した楽曲に合わせた振りを用意して、j-hopeくんにレクチャーする。その結果を、路上で踊って撮影する。そのプロセスを経て、

      • j-hopeくんのドキュメンタリー『HOPE ON THE STREET』その2

        …何と言うか…非常に考えさせられるドキュメンタリーだ…。 客観的に自分を見て、目的を叶えるために、必要とされることをアウトプットする自分。それが出来ていなければ食いっぱぐれる。だから生死に関わる。…と、無意識に自分に課している、「これをクリアしていなければ」というセルフイメージ。 j-hopeくんが、自分を、外側から見て、コントロールしているもの。つまり、良い意味なんだけど、自意識。 これが、自分の心の内側に持っているものを、瞬間的にでも120%感じて、生かして、何か行

        • j-hopeくんのドキュメンタリー『HOPE ON THE STREET』その1

          BTSのj-hopeくんが、ストリートからダンスを、改めて追求し直す、旅するドキュメンタリー『HOPE ON THE STREET』。Amazon Primeなら観れるぞってことで、これは慎重に観ようと思って、ゆっくり観ています。 まず、軍隊による空白期があることを、却って自分を改めて見直すきっかけに出来ると考えたj-hopeくんが賢過ぎる。そして、ストリートダンスを教わるドキュメンタリーを撮るなら、「トラックがいるぞ」ってなって、それに付随したアルバムを作るj-hopeく

        • 固定された記事

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        • BTSメンバーひとりひとりについてじっくり書きたかった
          45本
        • 日記のような、パクチーの個人的な話
          43本
        • BTSの楽曲にまつわって想起するあれこれ
          35本
        • 『のだめカンタービレ』でクラシック再勉強
          10本
        • BTSと、パクチーが感じた生きることのあれこれ
          13本
        • 女と男ってどうして分かれてるんだろうシリーズ
          8本

        記事

          INFP×9ハウスのキロン=「人の気持ちが分からない」?

          わたしはある時期まで、確実に人の気持ちが分からなかったが、今現在の自分については、全くそう思って無かった。そもそも、前提として、わたしは「人の気持ち」というのが分かると思っていない。そして、「自分の気持ち」というのを自分で理解するのは、非常に難しいことだと思っている。だから、「わたしの気持ちが分かる人もほぼいない」という風にわたしは思っている…。自分の脳と他人の脳が、肉体で物理的に分離して存在している以上、推測することは出来ても、全く同じ現象を体験することは出来ないし、「意識

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          BTS V、友達でも恋人でもない…【FRI(END)S】の、丁度良い関係

          どえらくシンプルなバッキング。レトロっぽいベースが動いているだけ、レトロっぽいパーカッションがトトトンと入るだけ。 いつものVくんからすると、少しエモーショナルな歌い方。そこにもう一つ、違った発声で歌うVくんの声がユニゾンで重ねられているので、少し不思議な倍音が鳴るダブリングになっている。その響きでもって、さらに倍、倍、とコーラスが厚くなっていって、最後は、まるで賛歌みたいな。 丁度良い…。今、わたしに丁度良い…。ダウナーで、単に落ち着くテンポ、ではない。重く、苦しい感情

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          『のだめカンタービレ』でクラシック再勉強【その9】フィナーレ

          ああ!まだまだ終わらないかと思ったら、【その9】で最後です!淋しい!いや〜、いい加減終わらなきゃという気持ちと、いざ終わりが見えると、ずっとここにいたい気持ちと…。居心地の良い世界だった…。音楽と合わせて、漫画の世界、キャラクターの心理を理解しようとすると、とにかく、千秋の愛が深いことに泣けて泣けて…。音楽なしで読んだ時とは別の、異次元の素晴らしい世界を味わいました。 ということで、漫画『のだめカンタービレ』に登場するクラシック(1曲歌謡曲あり)を順に追うシリーズ、今回が最

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          『のだめカンタービレ』でクラシック再勉強【その8】

          まだまだ終わらない、漫画『のだめカンタービレ』で登場するクラシックを、順番に聴いてくシリーズ。今回は割合重めの楽曲がずらり。 曲の重さのせいか、わたしも聴きながら色々と過去のことを思い出したり、わたしの個人的な、これまで気付いてこなかった根本的なコミュニケーション能力の欠陥に、気付きそうになったりして…。色々泣いたり沈んだり浮上したりしていました。中学の卒業アルバムに、「音楽、それは感性の言葉」と書いたクラスメイトがいた。その時は「しょってるな!」と思いましたが、確かに、何

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          『のだめカンタービレ』でクラシック再勉強【その7】

          こんにちは!音大教育科卒のパクチーが、すっかり離れたクラシックを、漫画『のだめカンタービレ』の再読をきっかけに、再勉強するシリーズ、その7。 先日、プチぎっくり腰になりまして、4日間程、伏しておりました。伏している人間の共、音楽よ…。横になって聴くのが、一番良く集中して聴ける。でもいつの間にか寝ちゃうんですけど…。 今回は、のだめのパリでのサロンコンサートから。パリにいるのだめと千秋は、ただいま微妙な距離感になっておりまして、のだめは千秋に一発逆転をかけてコンサートに臨ん

          『のだめカンタービレ』でクラシック再勉強【その7】

          『のだめカンタービレ』でクラシック再勉強【その6】

          漫画『のだめカンタービレ』。物語の中で、キャラクターたちが演奏するクラシックを順に追うシリーズ、6回目です。 このシリーズ始めて、3週間経つんですけど、「変わった」って言われるんです。ちょっと変わって来てるみたい!音楽を聴く時の自分が変わってきてる自覚はあるんですけど、普段の自分がどうかは気付いてなかった。何か…リハビリ効果?千秋やのだめのエピソード書きながらぼろぼろ泣いてるんだが。何のリハビリだろう?…と言うか…作者の二ノ宮さんは、それほど心理描写や関係性について細かく書

          『のだめカンタービレ』でクラシック再勉強【その6】

          『のだめカンタービレ』でクラシック再勉強【その5】

          こんにちは!音大を卒業して20年のパクチーです。すっかりクラシックから遠ざかった日常から、漫画『のだめカンタービレ(以下のだめ)』の再読をきっかけに、日々、新しい気持ちでクラシックに出会い直しています。漫画の登場順にクラシック音楽を聴くシリーズ、今回で第5回。 大学卒業後しばらくの間は、音楽に関わる仕事をしていました。その時持っていた音楽に対するアプローチは、かなりロジカルなもので、感性丸出しで感情的に反応するのは、自分には出来なかった。どこか子供じみているとすら思っていた

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          『のだめカンタービレ』でクラシック再勉強【その4】

          終わる気配のないこのシリーズですが、自分でも、どうして急にこんなに熱中してるんだろう?生活の中に、ちっとも入れてこなかったクラシック、どうして突然毎日聴いて、しかも全然冷めないんだ?先日は、ダイニングに、使ってなかったスピーカーでオーディオ環境を組みました。 はい。ええ。漫画『のだめカンタービレ』で登場人物達が演奏するクラシックを順に追うシリーズ、第4弾でございます。 ここ一年くらいの興味として、自分のホロスコープを見て頂いたり、自分の為にふわっと勉強したりしている。ホロ

          『のだめカンタービレ』でクラシック再勉強【その4】

          『のだめカンタービレ』でクラシック再勉強【その3】

          音大の教育学科を卒後して20年経つパクチー。現在、音楽とほぼ無縁の生活でいたのが、漫画『のだめカンタービレ(以下のだめ)』の再読をきっかけに、今、「毎日クラシック」になっとります。漫画の登場人物たちが演奏するクラシックを順に追いかけるシリーズ。【その3】は、主人公のだめがピアノコンクールに落選してしまった、第9巻から。 千秋の知らないところで、千秋が海外へ行けるための手助けをしたのだめ。それは、自身のピアノのレッスンのトラウマと向き合う覚悟を決めることと、イコールであった。

          『のだめカンタービレ』でクラシック再勉強【その3】

          『のだめカンタービレ』でクラシック再勉強【その2】

          知ってた曲も、知らない曲も、漫画『のだめカンタービレ』再読をきっかけに、じっくりと…聴いてます!漫画の登場人物が演奏する曲について語るシリーズ、<序>から始まって、【その2】です。 ところで、「同じ曲なら、どんな演奏者でも同じなの?」と思うかもしれません。違うピアニスト、違うヴァイオリニスト、違う指揮者…たくさんあって、何が違うの?どれを聴けばいいの? パクチーの感覚で説明するなら、「同じ曲の演奏者違い」は、「同じアイドルグループの違うメンバー」。良く知らない人にとっては

          『のだめカンタービレ』でクラシック再勉強【その2】

          『のだめカンタービレ』でクラシック再勉強【その1】

          <序>はこちら。 漫画『のだめカンタービレ(以下のだめ)』の発刊当時、わたしは音大生で、皆んなが「良く出来てる…!」と感心したのは、音大生の高い再現率だったように思う。いる。デフォルメして描かれているように見えるかもしれないが、そうでもない。そして、料理がプロ級に上手くて、素晴らしい演奏家である、というのが、これまたよくいらっしゃるんですよ!例えば<序>で登場したわたしの恩師は男性だったけど、手書きのメニューを添えて、素晴らしいコース料理をお作りになる方でした…。コンセルバ

          『のだめカンタービレ』でクラシック再勉強【その1】

          『のだめカンタービレ』でクラシック再勉強<序>

          よぉ〜し今日は【マクベス】を聴くぞ〜… こんにちは。パクチーです。二ノ宮知子氏の『のだめカンタービレ』という漫画をご存知?2002年に1巻が発売されて、ドラマにもアニメにも映画にもミュージカルにもなっている作品。 今、わたくし、漫画『のだめカンタービレ(以下のだめ)』を再読中でして(図書館で…)……すごい……面白くて……………!!!! 『のだめ』は、音大生が主人公の作品なんですが、巷でのだめフィーバーが起きた20年前の当時、わたしはがっつり音大生で、学内でも話題になって

          『のだめカンタービレ』でクラシック再勉強<序>