見出し画像

勝手な思い込みが自分にブレーキをかけていたのかもしれない(やっと仕事復帰しました)

2か月前ぐらいに「とりあえず働き始めました」という内容のnoteを書いたと思う。

はい、見事に復帰失敗しました。
途中で会社に行けなくなってしまった。
「何故」という理由説明は長くなるので割愛。
でも概ね、今から書いていく内容が理由だと思う。
ちなみに、この会社を紹介して頂いた社長さんには物凄く怒られた(あたりまえ)
私はもうひたすら「申し訳ありません」しか言えなかった。
久々に気持ちいいぐらい正論で怒られた。
でも思いっきり怒ってくれたことが、この後の私の行動に大きな影響を与えたと思う。

今回の就職失敗事件が起きたからではないが、最近はnoteを使って、過去の仕事や出来事を振り返る機会を色々と作ってみた。
過去と向き合わないと、これ今何やっても駄目だぞ…と思ったことが理由のひとつだ。
実際に文章を書いてみて、楽しかったこと、嫌だったこと、失敗に対しての後悔、もう二度と経験したくないと思うこと、たくさんあるなぁと思った。

過去を振り返ると、自分が向き合いたくない、でも向き合わなければならないことがあることに気付く。
同時に最近自分が少し変わったなと思ったことは人に頼ることを覚えたこと。
サポステの担当者さんだったり、親だったり。
誰かに相談して自分の気持ちを打ち明けてみることは大切だと感じた。
今回は過去に、ものすごくお世話になった先輩に連絡を取ってみた。

先輩に今の自分の状況や打ち明けてみた。
そしたら先輩が、私が今不安に思っている事や、今後自分がどうすれば良いか薄々考えていたことを明確に言語化してくれた。
見事に私の気持ちを全て言い当てていて、そんなに分かるものなのかと感動で泣きそうになってしまった。

新卒で初めてIT系の職に就いてから、システム開発だったりヘルプデスクだったり、WEBサイト制作だったり、何かしらのIT系の仕事はしてきた。
その中でもプログラミングコードを書きたい!という気持ちが強く、コードを書ける、プログラマができる会社で仕事をしてきた。
この仕事が自分に合っていたのか分からないが、当時は割と楽しく仕事をしていた。
私の今の状態を説明すると、やりたい仕事だったはずなのに、いつの間にかやりたくない仕事になった。
その気持ちから抜け出せないまま復帰しようと思って、同じようなIT系の職に就いて毎回失敗していた。
今までと違う職に就くことが怖くて、IT系以外の仕事を選ぶことができなかった。
自分と向き合ってみると、とある経験からプログラマ職自体が怖く感じていることが分かった。
多分これ以上プログラマ職に拘ると良い結果は生まれない。
薄々は気づいていたけど、その気持ちを認められなかった自分がいた。
別の仕事を選ぶと、今まで自分がやってきた努力や経験が全部無駄になるのではないかという勝手な自分の思い込みが復帰失敗の原因のひとつだったと思う。
私の今の本音は、「今はITの勉強をしたくないよ!」「今はプログラムも書きたくないよ!」「とにかく今はIT系の仕事をやりたくないんだよ!!」という気持ち。
今後永遠にやりたくないのか、今は気分が乗らないだけなのか、よく分からない。
今は「やりたくない」気持ちが勝っている。
仕事って好きなことばかりしてられない。
嫌なことなんて、たくさんあるし、むしろ嫌なことの方が多いと思う。
でも、自分が苦手なこと、不得意なこと、やりたくないことに、わざわざ自分から飛び込まなくても良いのではないかと思った。
先輩からはプログラマを諦めたとしても、今までやってきたIT知識は資産にはなるし、それを活かせる職はあるのではないかと言われた。
私もそう思っていたが、自分の考えに自信を持つことができなかった。
考え方を変えて良いんだと、先輩の言葉に少し背中を押してもらえたような気がした。

失敗の原因のもうひとつは、新卒から良い上司や先輩に恵まれて、たくさんの事を教えてもらいながら育ててもらったのに、その意味がなくなるように感じていた事も大きかったと思う。
これも勝手な自分の思い込みだと思う。
向こうは教育も仕事の一環だったし、職務を全うしてただけ。
そうは言っても大切に育ててもらった恩は忘れずに。
私も身の丈以上に背伸びしすぎていたのだと思う。
やっとその気持ちを受け入れられた。

とりあえず生活基盤を整える事が先決だと先輩にも言われたので、派遣会社に登録して、無理せず通えそうなお仕事にエントリーしてみた。
これが噂の「引き寄せの法則」というのか分からないが、タイミングよく「やってみたいなぁ」とエントリーしたお仕事が見事採用!
今月から働き始めているが、とても良い感じだ。
半年限定の事務職だが、びっくりするぐらい丁寧な研修もあって、周りの人達は優しいし、現場の上司の方たちの指導も丁寧で分かりやすく、環境としてはバッチリ。
仕事もはっきり言って、そこまで難しくない。
ブランクあり人間の社会復帰にピッタリのお仕事だ。
半年後にまた仕事を探さないといけないという事実はあるが、とりあえず今はこれが自分にとって最善の選択だと思う。
半年後のことは半年後の自分に任せて、今は目の前のことを頑張ろうと思う。
もう悩むのに疲れたという気持ちもある。
これだけ悩んだから、もういいやん!!次へ行こう!!という気持ち、めちゃ大きい。

思い切って先輩に相談して良かった。
先輩も忙しいはずなのに、時間を取ってくれて、嫌な顔せず対応してくれたことがとても嬉しくて、ありがたかった。
先輩の面倒見の良さは以前と全く変わらない。
今回は直接会わずにLINEの文章でのやり取りだったが、最近で1番自分に響いた言葉だった。

自分の中でひとつ答えが出たのは、本当に良かった。
私の今年の目標というか、今後の課題としては「困ったときは誰かに相談をしてみる」だと思う。
親は相談というより報告だったけど、サポステの職員さんや先輩への相談は私の気持ちや考え方を大きく変えたと思う。
相談しても、結局最後は自分で答えを見つけていく作業にはなるが、やっぱり自分なりの答えにたどり着ける確率は上がるような気がする。
やっとマイナスがゼロぐらいにはなった。
次は少しプラスになれば良いなぁ。
まだまだ心配事が多く、「完全に社会復帰しました!」とは言えないが、自分の中では大きな変化が訪れているように感じる。
ここまで長い道のりだったが、気持ち的にはスッキリ!!
これからコツコツと目の前のことに無理せず取り組んでいきたい。

この記事が参加している募集

#振り返りnote

85,089件

サポートして頂けたら、とても嬉しいです!励みになります!よろしくお願いします!