人間はAIになりたいのか?
最近読んだ本に「AIが人間に近づいてる」のではなく「人間がAIに近づいてる」のではないかということが書いてあった。
人間の方が、やれば褒められそうなことや、最短最速で夢を叶える方法を求めたり、無駄や失敗をできるだけ省いて、何かを得ようとしていないか?
それが最近の世の中のライフハックになっているし、自己啓発本が売れる理由でもあるという旨が書いてあった。
この話を読んで「確かに!そう言われたら、私もAIになりたがっているかも!」と思ってしまった。
もう間違いや失敗をしたくないから、ネットで自分がほしい答えを永遠と探していたり(※見つかりっこない)、最短最速で結果に繋がる方法はないかとか考えたり、努力とか全部すっ飛ばして正しい結果を得たいと思っている自分がいる。
自分の頭で考えて動くというよりも、誰か他人に答えを求めて行動しようとしている感じがする。
失敗をする心の余裕がないから、そう思うのだろう。
AIの進化をウェルカムモードで迎えているのか、脅威として見ているのか、自分でもよく分からない。
人間がAIに近づいているとしたら、同族嫌悪みたいなところはあるかもしれない。
「どうせ私の仕事は全部AIに置き換わるから、私らはオワコン」とかたまに思っちゃうけど、実際には全ては置き換わっていないし、この先、どうなるかは分からない。
ただの妄想に囚われて、始めから諦めて腐っている自分にびっくりする。
置き換わったら置き換わったらで別の仕事をすればいいだけなのに、なんで必要以上に自分の仕事を無意味に思うのか。
この本を読んで「ハッ!!」とさせられた。
私、AIになりかけてたよ。
ちょっと面白い解釈だよ。
AI的思考になりすぎないように、間違っても、失敗しても良いからトライアンドエラーを続けながら自分なりの道を探したい。
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