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映画「ショーシャンクの空に」から得られる教訓

今回は、私の大好きな映画「ショーシャンクの空に」をご紹介します。好きな理由は、生きる上での教訓が満載だからです。映画は娯楽としてではなく、様々なことを私たちに教えてくれます。

あらすじ

主役のアンディ・デュフレーン(ティム・ロビンス)は銀行の副頭取まで上 り詰めたやり手の銀行マンですが、妻とその不倫相手のプロゴルファーを殺した容疑をかけられ、逮捕されます。アンディは無実を主張したものの、終身刑の判決を受け、ショーシャンク刑務所に収監されることに。この大規模な刑務所ではノートン所長が絶対的な権力を振るい、囚人たちを支配し、服役囚に対する刑務官の暴力や、囚人同士のけんかや暴行が 日常茶飯事な場所でした。

無実でありながら終身刑に

刑務所内には日用品やタバコ、はては映画女優のポスターに至 るまで外部から調達してくる“調達屋”レッド(モーガン・フリーマン)がいました。アンディと同じ終身刑を宣告されたレッドは 20年以上もこのショーシャンクで服役していましたがレッドと知り合ったアンディはすぐに仲良くなります。やがて、銀行の副頭取だったアンディは刑務所長の会計係を務めるようになるのでした。この刑務所長は極悪人で、囚人を社会福祉活動に無料で従事させ、従事してもらった企業から報酬を自分のポケットに入れる。その会計処理をアンディにさせていました。

レッドとの出会い、極悪刑務所長の存在

アンディも重労働から従っていましたが彼には、彼には「希望」がありました。それは「塀の外に出ること」です。ほとんどの囚人は殺人罪等の重い罪なので終身刑がほとんど、アンディも同じで した。あとで彼の無罪が明るみになるのですが所長が揉み消します。無罪で出所できる可能性を失ったアンディは ショーシャンク刑務所から誰にも内緒で脱獄することを企てます。そしてそのあとは…(続きはネタバレになるので本編をご覧ください)。
Netflix や Amazon プライムで見れます。この映画は生きる上での2つの教訓があります。

【教訓①】自分の才能を他人の役に立てていること

銀行家で学力があるアンディは、学がない囚人に学力をつけさせるために州にしつこく図書を請求して刑務所内に図書館を作り、高卒認定試験を受ける支援をします。たとえ、刑務所であっても自分の役割や場所を見つける、そして奉仕する。 このアンディが本当にかっこいい!

仲間のために奉仕するアンディは格好いい!

【教訓②】「希望」を持つこと

アンディが入所してから脱出するまで実に19年かかりました。無罪なのに終身刑で、理不尽な生活を送りますが彼は最後まで「生きる希望」を失いませんでした。そして「塀の外に出ること」を実現するために、脱出プランを立て、最後は行動に移します。この映画のテーマは「希望」だと個人的には思います。何もない状態で生きていくのに大切なのは「希望」。 改めて自分の生きる希望とは何かを考えされました。

何もなくても「希望」を持つことが出来る

まとめ

スティーブンキング原作の本映画は、公開当時アカデミー賞7部門にノミネートされたものの、受賞せず日本国内でも話題には上がりませんでした。しかし、実際観た人たちから心を打たれた名映画としてジワジワと広がった作品です。この映画の中には、絶望に値する不条理なこと(無実で無茶苦茶な刑務所に放り込まれる・悪徳刑務所長からこき使われる等)が続いたとしても「希望」を持つことが出来ればやがて光りが見えてくる。その希望は自分自身の中にいつでも持つことが出来る。混迷時代に突入している現代だからこそ、世界中に受入れられているのかもしれません。

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