恐怖に囚われず、目の前の素晴らしいものにいつだって心奪われていたい

私は、ゆうきゆう先生のマンガで分かる心療内科の、漫画ブログに大変に助けられた。

今回、マインドフルネスに関しての特集コミックスを読ませてもらう機会に恵まれた。

マインドフルネスとは、簡単に言えば今行っている動作に集中すると言うことだ。

人間は、過去の後悔、未来の不安、そういったものに心占められていると言っても良い。

人間は作業のほとんどが、慣れてそれこそ自動化してしまい、思考をそういった過去未来のものに向けてしまう。

毎回毎回食べるものや触れるものに感動している人がいないのと、それはつまりそういうことだ。

最近では、そういった思考のループ作業こそが、心を痛めつけてしまうキラーストレスの元だと、研究が進んでいる。

しかしそれを止めるよう止めるようにすることは難しい、やめようとすればするほど、それに意識を向けることに他ならないからだ。

そこで登場するのがマインドフルネス。

主にマインドフルネスで注目されるのは、自らの呼吸を見つめると言うものだ。

自律神経で行われている呼吸法、どのようにしているのか、どのように味わっているのかを、1回1回感じると言うものだ。

そういった意味では、人は目の前の世界を生きていない。

ありもしないかもしれないものに心悩ませてもわからない小さなことを膨らませて。

かくいうの私も、そういった小さなことにとらわれそうになっている自分を感じている。

くだらない、どうでもいい。

そんなことよりも世界には素晴らしいものが溢れている。

マインドフルネスと言う考え方は、どこまでも原点回帰だ。

子供の時のはじめての感動。

犬や猫が、毎日やっている散歩を尻尾を振って本当に嬉しく思っているその姿。

人間は慣れて、当たり前にして、エスカレートしなければならないように思われるが。

今更ながら、足し算よりも引き算の大切さを骨身に染みている。

足るを知る。

中庸の道。

過去から学べることは多い。

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