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本の最初その2

小学3年くらいのときに、「ライオンと魔女」を読んだ。これを読んだときナルニア国に行きたい、ナルニアは実際にあるのだと思った。家の洋服ダンスの奥に道があるのではないかと何回も出入りしたりしてた。のちにあの洋服ダンスはナルニアの木で作られたと知って、じゃあ、うちの洋服ダンスではダメだと思ったりしていた。

ナルニア国シリーズ全巻読破したあと、作者に興味を持った。「C.S.ルイス」氏である。ある時図書館でC.S.ルイスの研究書みたいな本を見つけたので、よろこんで借りてきた。C.Sルイスの生い立ちや、熱心なキリスト教徒でナルニア国シリーズも根本的にそれがあるみたいなことが書かれていた。それを読んだとき、ひとりの作家が書いたお話だったのだ。。と思わざるを得なかった。ナルニア国が、どこかにそういう不思議があると考えていた魔法がとけてしまった瞬間だった。読まなければよかったと後悔した。人生で初めてそんなふうに思った本はC.Sルイスの研究書みたいな本(題名失念)です。

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