映画のトレーラーに情緒をめちゃくちゃにされた話(ラプソディ)

公演日が決まったことだし映画がどうなるのかあらすじでも考えるか。

本来なら7月に公演されるライブアニメ「ラプソディ」がどんな物語になるのか予想する記事になる予定でした。

しかし、公式がとんでもない爆弾を投下したことで、情緒がやられてしまったので、急遽トレーラーの感想と考察を垂れ流しする記事に変更しました。


改めて、「ラプソディ」のあらすじについて


トレーラーを見てもらえばわかりますが、ストーリーとしては初期のボイスドラマ+オリジナルストーリーになると思います。

オリジナルストーリーは、レーベル「ラプソディ」に所属する(もしくは四バンドが有名になる)までの過程を描くと思われます。

プロとして活躍していたPink Flagや初めてのイベントで多くのお客さんを集めたSORはともかく、結成したばかりにも拘わらず、満員になるほどの場所で演奏していたブルーバードには違和感があったので、彼らが有名になるまでの足取りを描いてくれることは非常にありがたいです。

地道に路上ライブを続けるブルーバードが、どのようにして沢山のお客さんを魅了するまでに至ったのか今から楽しみです。
(映像にあったけどポスターを見てキラキラ笑顔になる落暉が可愛い)

ボイスドラマの内容を描くことで、初めてラプソディに触れる方にとってはバンドの紹介になるだけでなく、ファンにとっても映像で見たかった場面が再現されるため、双方にとってWin-Winな関係になります。

個人的には銀路が学ランかブレザーかどっちなのか知りたい。

「I belive」はどうなるのか


「I belive」完成のエピソードは既にボイスドラマで公開されていますが、そこも映像化されるのではないかと考えています。

各バンドの物語→准也の招集・レーベル「ラプソディ」結成→「I belive」完成という流れになり、最後は「Sing 4 Rhapsody」が歌って幕を閉じるのではないかと。

「I belive」が主軸となる以上、東坂家は必ず関わってくると思います。
東坂響二の影響を受けたアーティストは星の数ほど存在するので、序盤は准也がアーティストを厳選する描写を挟んで、選ばれた四バンドの紹介(物語)という流れもあり得る気がします。
(よくある、履歴書みたいな書類が机に置かれているようなイメージ)

東坂家、誰も映像にいなかったけどちゃんと出てくるよね……?


お互いを信じる兄弟の絆


今回のトレーラーを経て、兄弟を通して作品を追いかけてきて良かったと本気で思いました。

だって、あれほど兄貴と組むのを嫌がっていた銀路が、兄との約束を本気で信じているのが、もう!

兄貴が言ったんだ。僕を守るって。あれはその場しのぎの言葉だったの?

ライブアニメ『ラプソディ』第1弾トレーラー

この台詞が銀路の言葉であるという事実だけで泣けます。

兄に救われた弟が今度が兄を助けるという最高の兄弟愛が体現されています。
ちゃんと金慈と向き合い、間違っていることは止めたり指摘してくれる銀路の姿が、かつて銀路をユニットに誘ったときの金慈の姿と重なります。

初期のボイスドラマは金慈→銀路メインだったので、本編で銀路→金慈を通して、最終的に金慈⇔銀路になりそうなので今から楽しみにしています。

驚いたのは「バンドは一生にひとつだけ」のエピソードの伏線が回収されそうなこと。
劇中でさらっと金慈が新太に語った、自分の音楽ができなくなり銀路に全て押しつけて逃げ出したことがずっと気になっていたので、ちゃんとその過程を描いてくれるのは嬉しい。

金慈と新太のサシ飲みも気になるのでここも映像で見たい。

あと、衝撃だったのは小学生であろう幼少期の二人が描かれていたこと。
銀路が持っているポスターはなんだろうか。
夏祭りか学校行事のイベントか、あるいは授業で描いた絵とか、それとも音楽関連か……。
落ち込む銀路の肩をたたく自信ありげな金慈が気になります。

金慈のトラウマ関連は360度のボイスドラマの方で触れるとばかり思っていました。
幼少期・金慈の挫折と絡めてトラウマを描いてくれるのでは?と期待しています。

自分らしく音楽ができる銀路の存在があっても、自信をなくして自分を見失ってしまうのはトラウマが原因なんだろうか。
だとしたら、以前の記事で考察したものよりも、トラウマはもっとひどいものである可能性があります。

自分に対する批判も事実と受け止め怒らず、自分のことよりも周囲を優先しようとするなら、自分に自信なんて持てないはず。
自分を信じてくれる銀路の力もあって、金慈がどのようにして自分を信じられるようになったのか、(ボイスドラマでは描かれていないので)期待しています。

何はともあれ、最初に兄が弟を信じ、次に弟が兄を信じるという隙のなさで兄弟の絆を体現しています。
全世界にいる兄弟が好きな方はライブアニメを見に行ってください。


恐ろしいのはこれが第1弾であること


このトレーラーって第1弾なんですよね。
つまり、あと2~4弾くらい公開してくれるということです。

今回はJPAN JAMに向けた宣伝でしたが、当日ではなく前日に突然前振れもなく公開したため、意図がわからずにしばらく混乱しました。

次弾は次かその次のショーケースライブで公開されるのではないかと思います。
このように、ある程度予測を立てないと、7月2日までにいつ公開されるのか怯えながら過ごすことになります。
実際、トレーラーが公開された夜は、ずっとラプソディのことを考えすぎてて眠れませんでした。

(良い意味で)健康に悪い問題のトレーラーがこちらになります。

何回見ても楽器ごと空飛んでる春の十字架がシュールで笑ってしまう。





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