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転職氷河期に突入したと思う

3/16追記

都内の有効求人倍率は総合職で0.85、事務職で0.23まで下がってるとのことでエージェントから連絡がありました。
むしろそれくらいだろうなと実感していたのでニュースで1.0を超えていると見かける度に不思議だったのですが、詳しく調べてみると技術職等は2.0近くあるため、平均したら1.0を超えてるとのこと。

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私は新卒で入社した証券会社を年末に退職してから、ぼちぼちと転職活動を始め、なんと未だに継続中です。

年末は、未経験の求人でも5割以上は書類選考が通って、ほとんど面接をしてました。その中で数社から内定をいただきましたが、納得しきれずに転職活動を続けることにしました。

状況が変わったのは、年明け、そして緊急事態宣言から。
求職者が激増したらしく、企業側も採用活動に追われ、「書類選考を通過した方のみにご連絡致します(いわゆるサイレントお祈り)」の企業が圧倒的に増えました。
書類選考が通っても、「面接の日程が◯日まで埋まっておりますので調整にお時間をいただきます」と添えられることもこの数週間で日常茶飯事になりました。
求人票には「応募から内定までは2週間を予定しております」と記載されていても、書類選考の結果通知が1ヶ月後くらいに来たり、
面接日当日に「担当者のスケジュールにより、お時間の調整をお願いしたくご連絡致しました」「前のスケジュールが押しており、本来の開始予定時間までお時間をいただきます」といった連絡が直前で来たことも何度かありました。

・冬のボーナスをもらってから転職を始める人が増えたから
・コロナで現職の先行きが怪しく緊急事態宣言を機に転職を始める人が増えたから
・新卒採用が始まり人事の人手不足だから
などなどといったことが重なり、3月は特に転職活動が難しい時期だと思われます。

実際、エージェントの方に面談をしていただいた時も、「できれば2月中に決めましょう。その後は質の悪い転職活動になる可能性が高いです」と言われておりました。

そして、人手は欲しいが応募が多いならできる限り条件の良い人材を確保したい企業側の意向もあり、未経験歓迎の業界ですら、全く何の資格や実績もないと平気で落とされるようになってきてると思います。

そして、エージェントでさえも急増した求職者に対応しきれず、
・連絡をしても返ってこないまま
・推薦応募をお願いすると担当者の代理が担当になる
・求人の提案をお願いすると、あまりいい噂を聞かないアウトソーシング系や人材コーディネーター系やSE系ばかり
というようなところまで陥っています。

誰が悪いという話ではないのですが、今の転職業界の環境は劣悪で、確実に転職氷河期に突入したのだなと感じております。

とはいえ、営業一筋だった私が今から簿記Microsoftスペシャリストやプログラミング言語を学び始めたら何ヶ月後の話になるんだっていうことを考えると、金銭的にあまり余裕がなく、今後の転職業界がどうなるのかわからない情勢では、あまり現実的ではない。

とはいえ、こんな時期に長期間の募集を出してるような企業は離職率が高かったり落とし穴があると思うので、内定をいただけたからって安易に入社してしまうのも考えものです。

「エージェントが提案してくれる求人よりも、個人応募の方が優良企業にたどりつきやすい」というのはよくある話ですし、私も新卒就活でエージェントを頼って痛い目を見た経験もありますので、適度に頼らせていただくくらいの距離感がいいのではないかと思います。

今後、新卒〜入社3年目くらいで転職を考えている方は、是非こちらの現状を参考にしてみてください。

#転職 #転職活動 #氷河期 #エージェント #新卒 #就活体験記

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