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27歳の憂鬱、私って友達いないよなとつくづく思う

最近嫌なことがあって、
というか何もかも嫌になって。

というのも、お酒なんて普段全く飲まないのに半年ぶりくらいに同僚とお酒を飲んだら
コロナにかかってしまって、
そこから外出できなくなって、
体調不良で気分も落ち込んで…

なんだかもうここではないどこかに逃げ出してしまいたいな、って思ったの。

最近27歳になって、
「もう引き返せないな」って思う。

25歳くらいまでだったら、まだミニスカートも履けたし、
お酒飲んでオールだってできたし、
苦い恋愛だってできたし、
それで仕事を休んでも平気で次の日は出社できた。

だけど27歳になったらさ、
「いい歳して脚なんか出すなよ」っていう世間の見えない目が怖くなったり、
そもそも仕事終わりに朝まで遊ぶ体力がなかったり、
恋愛なんかにうつつを抜かしてる気力もなかったり、
仕事休んだら「会社の人に迷惑をかけた」っていう罪悪感が勝っちゃって全然安まらなかったり…

とにかく、「もう若くないな」って思うの。

一方で、この人生があと40年くらい続くのか…っていう絶望もあるの。

毎日毎日同じことの繰り返しで、
成長なんて20代前半に止まっちゃって、
今は当時見つけ出したカルチャーの焼き回しをすることしかできない。
こんなこと、あと何十年続けるんだろう、って。

五十嵐隆の歌詞で言うならば、

見たいシーン集めた映画のような物語なき毎日を続けてゆくなんて困難だ

Murder You Know /Syrup16g

「もう若い頃には戻れないけど、このまま老いていくのも嫌」っていう
精神年齢赤ちゃんみたいなこと言っちゃって、それでもやもやしてんの。

先週のある日、その「何もかも嫌」の感情がマックスになって、
「誰でもいいから助けて!」って、自分勝手なこと思っちゃって、
友達に連絡した。

まともに連絡取るのは数年ぶりだった。
私はただ、昔みたいに、
あの音楽がいいよねとか
最近はあの小説を読んだとか
そういう話がしたかったんだけど、
去年子供が生まれたばかりの相手から出てくる言葉は子供の話ばかり。

「子供できれば解決するよ」
「家建てることになったから忙しい」
「自分の音楽スペースを作ることが楽しみ」
そんなことばっかり言われて、
なんだか気が滅入った。

「私は絶対子供作らないことにしてるんだ」とカミングアウトしても、
「子供は作ったほうがいい」の一言だった。

あんなに、まるで自分の分身かのように思えていた相手が、
もう日常会話の話題さえ合わなくなるほど遠い存在になってしまっていたことが悲しかった。

わかってる、相手に悪意がないことも、
子供が生まれる・家を建てる、という人生のライフステージの大きな節目を迎えたら、
そのことで生活も頭もいっぱいになるのはわかる。
だから悪くない。

だけど、私がそこに少し寂しさを見出してしまっただけ。

もしかしたらこれは私も同じことが起きているのかもしれない。
私はただ結婚しただけなのに、
「あの子結婚してから結婚の話ばかりだからもう距離置こう」って
誰かからは思われているのかもしれない。

もちろんそんなことは想定内なので、
だから結婚した事実はできる限り隠しているし、
結婚を理由に予定の誘いを断ったこともない。

だけどこれが現実か。
既婚者は誘いづらい、
というか、私は「誘いづらい存在」なんだろうな。

そもそも、都内に住んでいる同年代の友達が全くいない。
地方に住んでる友達と話そうと思っても、
やっぱり都会マウントを取られてると思わせてしまうことが心配で、
本当に聞いて欲しかった話を全然話せない。

いや、都内住みとか地方住みとか選別してるのはお前じゃん、って話?
いや、割と本当にいろんな基準が違って話にならないよ?
きっと相手も私に嫌気が指すと思う。
そうはなりたくない。

結婚してて、もしくは結婚の予定があって、
子供はいなくて、都内住みで、
専業主婦ではなく結婚後もバリバリ働いていて…
そういう友達が欲しい。

昔は、「過去の恋人と友達に戻るなんてありえない」って思ってたけど、
今ならなんとなくわかる。

この年齢で、価値観や趣味が合う友人を一から探し出すのはかなりハードルが高い。
それならまあ多少は同じ時間を過ごしてきた元恋人の方が理解し合える、というのはわかる。
(言うまでもなく、そこから先に進んで浮気とか不倫はダメですよ)

私の自虐不幸話をお酒のつまみにしなくても気軽に遊んでくれるような友達が欲しかった。

会社の同僚の男どもは、彼女探しに夢中に躍起になってるけど、
私は同境遇の友達探しに躍起になりたいところですわ。

多趣味なのになんで趣味友達いないって、
同族嫌悪が強過ぎて、自分が好きな趣味の界隈の人とは極力関わらないようにしてるんだよね。
だからシロップのファンとか誰とも繋がってない。
リアルで出会った人がシロップファンであるというような超神引きに賭けてる。
または、自分の身の回りの人にシロップを布教して、
勝手にシロップファンに調教するという手もあるが。

何もかも嫌過ぎて、
最近はこの自分の大切な「note」でさえも手放そうか悩んでいる。
書きたいことが書けない。
本当はもっと書きたいことがいっぱいある。
だけど、最近はこの場所がとても窮屈に感じる。

もっとなりふり構わず、
人から咎められるような感情だって思いっきりぶちまけたいし、
そのために、刹那な関係性を選べるこの場所を選んで、
誰かに共感してもらえるのかどうかもわからないような
自分のありのままを書いてきたつもりなんだけどな…

人生スランプってやつ?

なんなんだろうね、これはもう癖なのかな。
たまに何もかも捨ててどこかへいなくなっちゃいたくなるのは。

希死念慮とも全く別なのよ。
生まれ変わりたいのかもしれない。
誰も私のことを知らない場所で、
私も誰のことも知らない場所で、
一からまた、苦労をしてみたいのかもしれない。

大人って、どこで友達を作るんだろうね。
もう手遅れかな。
手遅れなのかな。

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