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ブロンプトンと湘南暮らし〜「暮らすような旅」とは
すぐそばに海がある暮らし。
特別なことは必要なく
ただ毎日海を眺められる生活。
そんな暮らしに憧れてやってみた
湘南暮らし一人旅。
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明るくなり始めた
早朝の由比ヶ浜を
散歩することから
一日が始まる。
波の音だけが聞こえる
誰もいない静かな浜辺。
清々しい空気を吸い込む。
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毎日、相棒の自転車ブロンプトンで
海沿いの道を走る。
逗子葉山から、江ノ島、茅ヶ崎あたりを
のんびりポタリング。
海を眺めながら気のむくままに。
寄り道して美味しいものを食べたり
浜辺を散歩したり。
子供の頃によく探していた
桜貝を見つけ
大切に持ち帰る。
旅の思い出に。
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空が高い。
真っ青な海と空と
美味しいビール。
湘南ビール、江ノ島ビール。
旅先では地元のクラフトビールを
必ず飲むことにしている。
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そして夕暮れ時。
日が沈むまで
移りゆく空の色を堪能する。
さえぎるもののない広い空。
都会では見れない
幻想的な風景。
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私にとって
「暮らすような旅」というのは
日常の時間の流れの中に、
余白があるということ。
何気ない日常の一日ではあるが
雑多な家事もなく
あちこち観光する予定も詰め込まず
時間も気にしない。
心が解放された
余白の時間。
毎日海を眺めるだけで
せわしない日々の生活に
余白ができるような気がする。
仕事帰りにちょっと海に立ち寄って
しばらく眺めてから家に帰る。
地元の人たちは
こんなふうに
海と付き合っているのかな。
日常の中に海がある幸せって
こんな些細なことなのかもしれない。
2021年 夏の想い出
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