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日米結婚式対決

こんにちは純です。最近は結婚式も大々的に挙げられなくて寂しいですね。

皆さんは「結婚式」と聞いてどんな催し物を想像するでしょうか?或いは、どんな催し物にしたいでしょうか。一流のホテルで盛大に挙げたい方、こじんまりした料亭で家族のみで挙げたい方、神社などで粛々と上げたい方、ガーデンでわいわい挙げたい方。

スタイルの違いはあれど、人生を共に歩んでいくと決めたパートナーと誓いを立てる、というのはロマンチックで心温まるイベントなのは間違いありません。パートナーと自分が幸せであれば本質的にはどんな形であっても良いと僕は考えていますが、ではその結婚式の「形」に国ごとの違いはあるのでしょうか?

司式者

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文字通り式を執り行う人(カトリック教会であれば神父さん)のことで、日本では依頼した結婚式場側が用意することが多いと思います。

アメリカでは自分の信頼している人、ロールモデル、尊敬する上司などに頼むことも多いようです。聖書の引用ではなく、二人を良く知っている人だからこそ心から出てくる祝福の言葉や門出のメッセージもありますよね。

式場

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所謂パッケージ化された「結婚式場」というジャンルの場所はアメリカには無いようです。二人の想い出の地で執り行うのが一般的で、だからこそ一つ一つの結婚式がSpecialなんだと。

一方でパッケージ化された場所はたくさんの式を経験している分のノウハウがありますから、自分たちで全てを準備する必要がないというメリットもあります。勿論、手間を惜しめば惜しむほど費用も嵩むのですが、、。

ご祝儀

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ご祝儀をいくら払うのか、どうやって包むのか、どこに何を書くのか、そしてそのお返し(?)の引き出物は何が良いのか等々悩むことってたくさんありますよね。特に引き出物が重かったりすると帰り道にゲストが困ったり、、。

アメリカでは新郎新婦が予め「欲しいものリスト」を作成しておくと、ゲストがどれをプレゼントするか選んで贈ってくれるようです。是非取り入れたいシステムですね。

友人代表

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「友人代表」と枕詞があったらそれに続くのは間違いなく「スピーチ」でしょう。誰にスピーチをしてもらうかで葛藤しているカップルは少なくないはずです。

アメリカの友人代表はもっと荷が重いようです。新婦側の友人代表をMaid of Honor、新郎側の友人代表をBest Manと呼びますが、任命されたら結婚式がうまくいくように事前準備や当日の身の回りの世話まで全力を尽くすようです。これを経て友人関係が一生のものへと昇華すると思うと素敵な制度なのかもしれません。

ダンス

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日本の結婚式でクライマックスといえば「花嫁の手紙」ですかね。アメリカではダンスなんだそうです。新婦とその父親が踊り、新郎とその母親が踊る。そして新郎新婦が踊り、ゲストが徐々に参加して盛り上がっていく、というのが一般的な流れです。ゲストが踊っている最中に新郎新婦が抜け出してハネムーンへ行くんだとか。

日本では人前で踊る機会なんてあまりないし、ゲストを置いてハネムーンに行くのも難しい気がしますが、映画のワンシーンなどで楽しそうな顔が並んでいるのを観ると心が温まります。

最後に

以前にも記事にしましたが招待された友人はパートナーを連れてくるのが習わしです。招待客が合計で何人参加するか不透明なところは不便ではありますが、それだけ「パートナー」に重きを置く文化ということでしょう。

それぞれの結婚式に良いところがあります。二人の結婚をより素敵なものにするための最初のイベント、主人公の幸せを第一に考えて創意工夫したいですね。

結婚式の苦労話やご自身の特別な工夫など教えていただけたら嬉しいです。

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