広島原爆の日に想う日本人の今後
今日は本ブログの方でも広島原爆の日に想うことを書きました。【広島原爆の日に想う~被害者意識からは学べない】
今『戦争と人間』という三部作で9時間以上ある映画を、3日に分けて観ている。日本人、中国人、朝鮮人のそれぞれの立場から、わりと公平に描かれているように思う。昔の映画はそれでも日本人だけがヒロイックな描き方はしてないので鑑賞に耐える。もうこういった作品は作れないのだろうな。加害者目線での日本映画を作れて初めて平和な日本になると思う。
「野火」の塚本監督によれば、加害者としての日本映画は予算が集まらないのだそうで、なんてみみっちいのかしらと。ドイツを見習ったらどうだ。もうわかったよ、というくらいたくさんのナチスとヒトラーの映画が毎年上映される。自国で作らないから他国製を観たいと思えば、日本では自主上映しかできない。配給会社も腰がひけている。自主上映すると、厳戒態勢でやらないと危ないらしい。怖い、怖い。
そうこう言ってるうちに、映画はどんどん他国から遅れをとり、ITからも遅れをとり、取り残されていくんだけど。まずは過ちを認めて、謝ってから、初めて日本は成長していくんだと。他人の足を引っ張っても人は成長しないように、負けないような映画を作ってほしいものです。映画ファンとしては切に願います。
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